/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

口を開かないのは、開けないのは

今後、自ら「岐路に立たざるを得ない」選手や、今後進むべき道筋を「考えなければならない」筈の選手が、今目の前で起こっているいろいろなことに対して、意外とその気持ちを現せていない*1のは、何故なのだろう。
※あ、この「選手」というのは、所属とかそういう限定をして書いているわけではないし、その個人個人を批判したいわけではない

立場とか事情とか、そういうことばで納得させられそうになる背景には、こんな考え方が横たわっているのかもしれないな、そう思った。

『世の中に対して行動するよりも、まず自分の競技を優先するべきだ』

http://tamesue.cocolog-nifty.com/samurai/2009/03/post-6d2f.html

この記事の書き手は、その考え方に抗いつつ、結果を出したうえでいろいろと行動を起こしているわけだ。

確かに観る者としてはプレイで語られたい。しかし、今は、常にその「場」が小さくなりつつあるということについての危機感と隣り合わせなのだ…

今が、それが、答えで、ただただ現在当方が懸念する通りに進むばかりなのであれば、その時は運が悪かった、見立てが正しくなかった、好きな雑誌がいくつも休刊になったときと同じように、自分が好きなモノは万人に受け容れられるわけじゃないから仕方ないのだと諦めることにしよう…しかし、当方はそれで諦められるとして、当事者はそれを受け容れられる?

語ること、現すことが難しいとしても、せめて胸に手を当てて、寝る前に何かものを想うだけでも…

…おやすみなさい。

*1:勿論、そうじゃないひとはいっぱいいる