/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

袋小路3丁目の下手な考え休むに似たり

最近ちゃんと追いかけていけてないのだが…個人登録問題、かなり進展があるようで。大阪で中学生年代の自主大会開催があったというようなニュースも数日前に報じられ、こういうブログでも取り上げられていたりする(ぶっちゃけちょっとびっくりしたよ)。この件について早くから問題視し、状況の改善のために声を上げていらっしゃるブログでも、最近の状況がまとめられている→各地で混乱!|ふじなまさきなまの「俺は強い」

正直、当方は「日本のバレーボールやばいよ〜」と思いつつ「でもなんとか出来ることはあるかね」と姿勢を取りながら「目の前のちいさな光を集めている」という、妙に(考えれば考えるほど)複雑な心情の中にある。実は、どれかを棄てられればもっとシンプルに見られるのだろう。

特に最近心に響くのは、上記ふじなま先生のエントリーに出てくる記述。

「お前は、誰のお陰で バレーボールが出来ていると思ってるんだ!?」

いろいろなことを変えよう、または、変わるといいのにな、と思う度に何処かから聞こえる声。実はそれはJVAとか各地方協会からばかりではないという実感。

当方のような観戦する者にとって、観戦する場所があるから観戦することが出来て、観戦する場所があるのは、その場をしっかりつくり、運営してくださる人がいるからなのだ、というところに…どうしても立ち返ってしまうのだ。

先般V-M-Sが堺BZのホームゲームで「大会運営・管理」を実施した。運営・管理に携わったのは、サイト内外で募ったファンによる運営スタッフ。「チームを応援するファンが、応援するチームの試合運営をサポートする」ということは、バレーボール界隈ではまだ珍しいことなのかもしれない。

しかし、バックオフィスは何とかなっても、結局試合は審判や記録員が存在しなければ成りたたないわけで、審判や記録員には決められた責務を実施するに相応しい熟練度とそのお墨付きが必要で、結局のところそこは切り離すことが出来ないのだろうし…というところを、最近、当方の頭はぐるぐる回っているのだ。わしの大好物であるライスコや帳票だって、それを提供する環境があってのことだろうとか。

JVAや地方協会のバックアップなくして試合実施自体が成立しないのであれば、これからどうなってしまうのだろう…と(マグナムカップやひまCupなどのクラブ系の大会を含め。そういえばマグナムカップの審判ページ、読みつつ思わず背筋がぴーんと伸びた。必見)ついつい考えた。
まさかbjリーグのごとく

●審判 独自の審判団を結成

というわけにはいかないのだろうしなぁ。これからコトが拗れたら「登録していない人たちが出る(やる)大会には審判出さないよーん」とか「Uchino審判が○○の大会で笛吹くなんてもってのほか」とか言われ出すなんてコトはないのかどうなのか(あるいはすでにあるのか)ちょっと気になってはいる。