/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

スポーツの見方が微妙に変わったような

久々にバレーボールの地域リーグを見に行っていて、そこで感じたことが影響している、やもしれぬ。

好きであり、思い入れが深い競技に打ち込み、そこに自分自身を投影するべくトップクラスに在ろうとする選手が、そのスタンスを保ちつつ成績を残していくためには、これまで以上に選手自身が道をつくり、競技そのものの練習に限らず、選手として在るために必要な全てのことに、力を注いでいかなければならなくなってきているということを、トリノ五輪を観戦していて痛感させられているこの頃である。

id:morina0321:20060219:1140342870 拝見して深くうなずいた。うなずいた後で「高砂部屋みたいにね」と呟いた。今井選手の奥様だかが持っていた旗の中に、相撲字が見えたような気がして嬉しかった。試合後のコメントが、寂しかったが何か救われた気もしたがやはり泣けた。

ケルトン・越選手についての記事「わずかに届かなかったメダル」(Yahoo!スポーツアイ) が、やけに重く心に響く。
殊に、

競技を続けるということは、どういうことか考えなくてはならない。自分の夢もあるけれど、家族にはご飯を食べさせないといけない

というくだりに。

日本チームにメダルはまだない。個人的には岡崎朋美が取れなかった時点でまぁ観念した。今回トリノ五輪を「それはそれとして」楽しく観戦できている要因は何だろうか、と考えることはある。
メダルは結果であり、それが伴わないからといってJOCに抗議しちゃうとかそういう感覚はどうもよくわからない。