はじまりの場所から

週末、関東に行っていた。成田に飛んで羽田から帰ってきた。というか、関東は関東だが、横にがーっと動いた感じになったのだ。

土曜日はつくばユナイテッドSun GAIAのファン感謝祭へ。実はファン感に行ったのは3回目なのだが、その3回が3回ともそれぞれオリジナリティに溢れていて、同じものはなくて、なのだ。今回の会場は、つくばからマイクロバスに揺られて20分くらい、土浦市郊外の茨城県立中央青年の家。ちょっと天気が怪しげだったがなんとか保った。体育館で卓球大会のあと、屋外でバーベキュー、その後、青空イベント（なんでもランキングのあと、ギネスに挑戦…と）。たのしい時間はあっという間だった。しゃしんは、名残惜しそうに風に吹かれる、サンガイアセットアップスーツ。

わたしがどんなふうにこのチームを好きでいるのかということを、もうわたし自身にも上手く説明出来なくなっているが、説明出来ない気持ちの温度というのは、確かにそこにあって、それを全身全霊で確かめたのがこの土曜日だったのかな、と思っている。その夜は、つくば駅近辺にある「老舗」の風格あふれるホテルに一泊した。このチームがはじまった頃に、そして、節目を迎えたおととしの秋に、このホテルの宴会場に赴いたことはあったが、泊まったのは初めてだった。ベッドに横たわった瞬間に、これまで踏ん張って堰き止めていた何かが、急に流れ出してきたのを感じてしまった。感じてしまっただけだった。それだけだったということにしよう。…なので、目が覚めたら、なんだかドキドキし始めて、これは早いところこの場所を離れたいと思ってしまったのであった。

つくばをあとにして、新幹線なども駆使しながら、一路小田原へ。日曜何処に行こう、に関しては、相当迷ったのだが、暫く見ていない関東1部だし、男女共催だし、いろいろキニナルので、やっぱり向かってしまった。プログラムも買った。なんだかんだいいながら、中央と日大のフルセットをがっつり見た。日大はほんともう少しのところだったけれども、そのもう少しが難しかったのか、どうなのか。中央はセッター替えたのがどう作用したのか…何にせよ、何処の誰を見ても一見さんなものでのぉ。継続して見ていれば見えることももっといっぱいあるのだろうが、今はそれがままならない。ままならないなりの見方、というのは、ここ数年してきている感ではあるが、気がつけばみんな4年生になっていくのである。

…そういうことを書いていたら、立て続けに「黒鷲の後についてのおしらせ」が各チームから飛んできた。どうすれバインダー。