/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

立ち止まる

拙記事2011年の男子バレー納めにお薦めの、12/23-25大会情報まとめ - /ja あやつる YmrDhalmelに書いたとおり、この3連休は各所で試合が目白押しであった。東西対抗、チャレンジ、プレミア…シーズンの終わりと始まりがこの3日の中に交錯した。
わたしはそのどこにも行かずに、もっぱらついったーのタイムラインで状況を追っていた。合間合間に外出とか他の予定とかがあって、あとでまとめて知ることもあった。きょうはNHKBS1で春日井の2試合(豊田合成-FC東京サントリー-東レ)が放映されたのでそれを見ていたりした。

ふと思ったのは、わたしが当面バレーボールの観戦をやめることはなさそうだが、その頻度は恐ろしく減るんだろうなぁ、じゃあ、見たときにはちゃんと愉しめなきゃ勿体ないじゃないか。ということであった。ことしまでと来年からはまたちょっと変わってくるのかな、と。わたしが此処でブログを書き始めてから、個人的に2回転機があったような気がしている。2005年と2008年。ひょっとすると来年がまた次のポイントなのかもしれないし、実はもうことしにそのポイントが来ていたのかもしれない。

合成でシゲが先発してた。暫く出て交代してまたすぐ出てた。正直なところ、うーんと唸った。唸ったのはおそらく今回が初めてではない。それこそ「2008年の転機」以来、箸が転がってもシゲだった時期は確かにあった。唸ったし泣いたし痺れた。でもさぁ。なにかが過去形になっちゃってて、わたしの気持ちがそこから動かないんだったら、それはすげぇ寂しいからさぁ。ということは考えた。

シゲに限らず合成周りにはそういうことが多すぎる。おそらく冷静に考えたらすぱっと断ぜられそうな内容であった今日の中でも、見るとなんだか意味もなくぐるぐる回るという事象、ほんとに合成周りには多すぎる。そこに白岩加入とかどういう拍車になるのだ。

ファンとしてバレーボールについてのいろいろなことを憶えて知識として自分の身の肥やしにして、目の肥えた者としてそこに踏ん張る以前に、心を動かされて揺さぶられるものがあるんだなぁ。揺さぶられて、何かを見失うこともあるんだろうなぁ。そういうときに、「あってもしょうがない」とカラカラ笑っているんじゃなくて、「そういうの、いいのかな…」と思っちゃうあたりが厭だ。そんな自分がどうにも厭だ。
勝って嬉しいでも負けて悔しいでもその逆でもなく、なんかふしぎな境地に立ってしまったのが、合成東京終了時点での率直なところであった。

チャレンジ界隈でもいろいろ気になることがあった。ヴェルディ富士通が案外一方的に終わったとか、きんでんトヨタ自動車、デルフィーノの新しいシーズンが刺激的だと思ったりとか。いろいろ、ちゃんと見たいことが溜まっていっているのだが、じゃあどうすりゃいいの、というようなことも。

機会をつくる段階で絞らざるを得ないのが2012年からのスタイルとなるのであれば、まずは縛られなくても自分で勝手に縛っているなにかをほどければ良いのかもしれないなぁ。2012年は。