/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2015秋季・思うがままに(北海道男子2部編)

ワンプレー単位で交互に1部と2部をハシゴしていた函館の土日。なので、まとめて何かを書くには足りないが、そのときそのときに思ったことを書き留めておきたいなと思ったのであった。
まずは、この土日でリーグが終わった2部から。ほんとうに、個人の感想の域を出ない。今季、わたしにとっては4年目の秋で、4年経つ中で、ほんとに多くのチームと選手に出会って、多くの思いをそこに抱いてきているのだなということを、しみじみ痛感する。

それぞれのチーム。

最終順位の順に。書いているのは、どこかで見たどこかの試合のスタメン、レベル。それぞれのチームのしゃしんを、追って。

旭川医科大学(1位=3勝1敗・セット率3.0)


17高橋(主将) 2田畑 7S加藤 4霍田 9中島 5田口 L1目谷
東海札幌女子のスヌーピー、樽商のリラックマなど、ベンチに入る可愛いあいつはけっこういるのだが、ついに旭医にもかわいい新入生が入っていた模様。赤いはちまきが似合っている可愛いあいつ。とあるフォロアーさんのついーとで拝見したのだが、既に東医体3連覇の折に、胴上げされていたというではないか。
初めて見たときから、メンバーはかなり入れ替わっているが、チーム全体が醸し出す明るい雰囲気は、そのときも今も変わっていない。とはいえ、そろそろセッター加藤も5年、いつまで拝見出来るのだろうかという気持ちになっていたりはしている。そういう時期である。順位決定リーグの3戦、要刮目。タンジェント

北海道科学大学(2位=3勝1敗・セット率2.33)

5高木 7前田 17山田 10西尾 9S山本 1豊福(主将) L14平野
今季、旭医以上に「つよさ」を以て2部で圧倒した感じがしたのが、科学大だった。隣の1部の試合を並行して見ていて、順位決定リーグではまた、台風の目になっちゃうのかな、という感がしていた。
春は不在だった4年の西尾が戻ってきていて、ひょろっとおっきなふたりそろった科学大*1、という、初見のイメージが戻ってきた感がある。今度こそ、という念は、この先につよくあるんだろうな…と思う。何せ入れ替え戦なリーグ、その顔ぶれは春と変わらずで、1部の枠は2つしかない…

北海道教育大学岩見沢校(3位=2勝2敗・セット率1.0)

9高橋(主将) 5S原田拓 7中谷 2大石 6S原田景 8平出
上記は土曜の布陣。全メンバーが7人で、土曜は6人で戦っていた。日曜は8→11鈴木。7人になっていたがリベロは無し。
3年くらい前には1部にいたチームで、主に其処で見ていた。ずっと部員ギリギリの状況があって(現在進行形)、1年生の頃には屈託のない笑顔が印象に残るエースになろうとしていた原田拓が、その後おおきな怪我をしたり、人数が少ない中でセッターになったり、まさかさいごの年には弟とツーセッターとは思いもよらなかった。兄弟で上げたり打ったりするのはもちろん心に響くのだが、日曜になって、それだけではなくて、殊に#2大石など、いろいろなアタッカーを上手く展開させながら調子を上げていったのはほんとうにたのしかった。科学大に対して粘ってフルセットに持ち込み、勝利に至ったのはハイライトだったなぁ。…かくして3位になって、今季が終わってしまった。来年も2部。まずは見られる布陣となることを、心から願っている。7-2=5だからなぁ。

小樽商科大学(4位=2勝2敗・セット率0.8)

5重山 4松山 1亀山 8池田 3山森 18S村中(主将)
一回だけメモしたのだがそのメモが怪しい。3位のところと違って、メンバーの人数的には潤沢で、リベロユニフォームを着た選手は2人控えているのだが、試合にはリベロが出てこない。そしていろいろなところから助走が在って、柔軟に仕掛けてくるし、決めてくる。180ある選手がメンバーにいるかいないか、という状況の中で、じわじわじわ、くりくりくり、とえぐられる、そんな渋さがあるチームだ。
しかしもうちょっとダッシュをつけたかったところだったのだろうなとは思う。来季も2部で見られれば幸い(なので入替戦でのご武運をどうか)。

北海道教育大学釧路校(5位=4敗)

19大村 5野口 4S金子 20田村 21比嘉 7工藤 L9安田
このチームに出会って3期目のメンバー、ということになるんだろうけど、初めて見たときから今まで変わっていないことがある。実に撮りにくいw。
何故撮りにくいかというと、ひとつひとつの決定シーンで皆よく走り回るからだ。そして、やっぱり「繋ぐ」というのは、見る者の心をわくわくさせるということを、ほんとうに実感させてくれる、そんなチームである。科学大からセットを取ったところで、かなり心を揺さぶられた。
その立役者で、誰よりもコートを広く遣い、走り回り、その士気を高めていた#19大村が、岩教戦の序盤でアクシデントに見舞われる。そこから主将の#3近藤にスイッチし、やっぱり全員で立ち向かっていたのだが、難しく辛いリーグになってしまった感がある。泣きそうだ。
みんな釧路からやってくるんでしょ。応援行きたいなぁ。と、また、考え始めている。

*1:あれ、初見の時は道工大だっけかな