/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

完結

バレーボールワールドで展開されていた加藤さんの引退記事「地上の星」。3部構成、昨日完結をみた。

不肖わたくしも、この記事の第2部と第3部にて、しゃしんでの参加をさせていただいた。この記事自体、また、その前のシステム導入にまつわる諸々の件について(それは、ちょこちょここれからも続くのだろうけれども)、ドキドキしつつ進めていた(ことに、何らかの形で関わった)ので、この記事の完結にはなにがしかの感慨がある。

そして、ほんとうに、ひととおりの、ひとつの「完結」が、そこにあったんだなとも、改めて思う。

牛久には加藤さんの姿はなかった。7月の「POWER OF GREEN」ではサポーターとかインタビュアーとか写真集のサイン会などをやって、その場に「顔」として居合わせた加藤さんだったが、この前はもう既に「遠くに在りておもう」存在になっていた。サンガイアのブースには、写真集とか、サンガイアパッケージになったご実家のお茶とかは、あったけど。

「完結」は、チームや、そのチームに居続ける選手にとっては*1おわりの合図であるはずもなく、ひとつの区切りに過ぎない。これから、もっともっと濃くしていかなければならない時間が続く。

試合をどう進めていくか、どう勝っていくかということも、だし、それ以前に、チームをどう維持・発展させていくか、ということも、である。ひとつひとつの取り組みが、ひとつの目標に収斂されていく。
酸いも甘いも…とはよくいったもので、牛久で見たもののなかに、あの短い時間の中に、酸いものも甘いものもすべてつまってしまっていたなぁとは思った。酸っぱいものを酸っぱいよぉと言いつつ、それでも見守っていく…んだろうな。

次にサンガイアの試合を見るのは、恐らくリーグの開幕戦になるんだろう。その前に、留萌→(国体予選)→牛久、あたりのいろいろなことを、ちゃんと書ければいいなぁとは思っているんだけど。


APPENDIXの2ページ目を読んだ。避けたい話ということではないが、もう、半年近く経っているし、今、これから、加藤さんのいないコートについて考えるときに引っ張り出してもいかんともしがたいことなんだろうから、「そういうことだったのだな」としみじみ思うだけにして、先に進みたいと思っているのだが、どうしても引っかかることはあって。
終戦にタッキーが強行出場したこと、それを好意的に捉えた記述があったこと。
昨季が「タッキーありき、タッキーなかりせば加藤さんに」で集約されてしまったシーズンであったことを考えると、それもひとつの「致し方ない話」なのかもしれないが、今に至ってどうしてもぐるぐる回ってしまう。牛久で見たタッキーの両足の重装備具合を見るに、なんとか、開幕までに、コンディションを…と願わずにはいられない。
そして、やっぱり、いろんな色の緑を見たい。今のところ、14ですらなくて、12なのだけど、それぞれの色が、微妙に絡み合っていく、それを絡めていける、そんなチームを見たい。

*1:もちろん、社長としての加藤さんにとってもだけど