/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

さいごのどにち

関東に住んでいたときは、全日本インカレが始まる〜というのを身を以て実感するのが「電車や駅で大きなジャージのおにいさんおねえさんをいっぱいみかけたとき〜」であった。自分が会場に足を運ぶのはたいてい「初めて見かけた」ときよりもちょっとあとだったのだが、「みんな来た」という状況が往々にして自分をどきどきさせたものであった。
果たして、札幌に住むようになったので、全日本インカレには「向かう」側になった。去年の東日本インカレで、その、久々の「みんな来る」という感覚を思い出したのだが、それ以外、たいていは、「来る」ではなく「行く」だ。

全日本インカレ自体が本年大学カテゴリでは大締めの大会なわけで、つまりは4年生にとってこの大会がラストということになる(天皇杯ファイナルに出場できる幸せなチームを除く)。つまり、いつも練習している体育館で4年生を見るのもこれがラストということに…とか。

土曜日は東海の坂をのぼり、日曜日は学園に向かった。北海道3位のチームが上位2チームと連日練習試合、ということで、じわじわと高まってきた。


北海学園も東海札幌も、コートに出ている4年生が多いチームである。東海札幌はこのあと天皇杯ファイナルにも出場予定はある*1が、それはそれである。第9-16シードで木曜からの登場予定、グループ戦で暖まっている他チームに対してどう温度を高めていくか、というのは、先人?も苦心されているようなところなので、そこをなんとか…である(実は学園がグループ2位だったら、またコンニチハになるかもしれないというのはさておく)。

5セット(ふるふる)やって東海札幌の5-0。東海札幌には、なんとか3度目の中央戦を実現させていただいて大いにわたくしを困らせていただきたいものである。

土曜日夕方降りてきて、そのまま鍋ぱに行ってその後ゆっくり休んでしまった。朝起きたら「!」となった。午前中に行きたかったところとかいろいろあって、その所用を済ませた段階では間に合わないかもーと思ったのだが、なんとか滑り込んだ恰好になった。


札大は今回の全日本インカレに出場しない。…というのが、未だに信じがたいのではあるが、ほんとだよ、である。チーム自体は1-2年生がかなり多いが、なんといっても国体チームをも支えた素敵エースな出崎キャプテンの「区切り」を見届けられない*2
札大に於いてはいろいろな葛藤やら心身の整理やらいろんなことが渦巻いた期間であったと推測してもしてもし足りないが、道央大会でも、そしてきょうの練習試合でも、それぞれにしっかり「ことしの締め」をきっちりみることが出来たのは、とてもありがたく、そして嬉しいことであった。

北海学園は道内のつよい2チームとみっちり練習試合を経て旅立つ。噂にはかねがね伺っている*3四国の雄との初戦が非常に楽しみである。その後の白樺対決?も。

全日本インカレは明後日試合開始である。東京に集まる、それぞれのチームにとって、それぞれの思い出深い大会となるよう…実はわたしも初めて初日から追う予定である。

*1:体育館にポスターと組み合わせが貼られていた

*2:会場違ったらアレでしょというツッコミはさておく

*3:しかもなんにんかは国体で拝見している