かなわぬ願いと
この春リーグのいろんな試合を、特にさきの土日の試合を振り返って、不意に思い出したうたの一節があったのだ。
この春、それぞれのチームが、それぞれに持つ制約の中で知恵を絞って、スケジュールの折り合いをつけて、技術や戦術を研ぎ澄ませて、ひとつひとつ前に進んでいた。ひとつひとつの試合から、プレイから、痛いほど、伝わってきた。響いてきてた。
でも、それでも、チーム間の力の差は更に広がってしまっていた。去年見たときよりも、試合ひとつひとつの盛り上がりが、そこまでいかなかった。だけど、何にその原因を求めるか…。何かを責めるとかいうのも違うような気がするし、どうにもどこにも持って行きようのないもののように思えて、もやもやとしてしまっている。
思い出してしまったうたの一節には全力で頷きたくない。でも、それでも、もがきながらでも、たのしみを繋いでいきたいと。
さきの週末に聞こえてしまったことを思い出す。「上位リーグって必要なの？上ふたつで延々とやってたら良いんじゃないの？」頷きたくはなかった。ただ、そう感じられる試合になっちゃってるのだとしたら、それは非常につらい。
でも、こんどの土曜日は最終日。奇しくも総当たり最終日と同じ組み合わせ。「いろいろあったけどいいリーグじゃった」で終わりたいのー。ふぉあおーる。
