/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

虚空になにかを飛ばす

男子バレーのOQTは進んでいる。日本チームがロンドンオリンピックの出場権を取れる可能性がまだ残っている。

きのうのオーストラリア戦の快勝自体には喜んでいるものの、どうしても「このまま出られることになっていいのか」という気持ちが抜けない。もちろん、「結果を出した」のであれば、堂々と胸を張っていってらしゃいー、になるのは、ここが最終予選であるから自明ではあるのだが。これからいろんな状況が重なって、出られるという状況になったら、そのときは素直に喜べやー、かもしれないが、素直でいることができるだろうか。

誰がいるからとかいないからとか出てるから出てないからとかということに起因するもやもやではないことを、昨日改めて認識してしまった。バレーボールを、それも男子の競技を好きで見ている者としては、そのカテゴリが何であれ、トップカテゴリである全日本を応援して、その高みに行ってほしい…と、なんで素直に願えないのか。自分の、その状況自体を自分で腹立たしく思う向きもあったりして、正直ぐじゃぐじゃである。

それだけ、この4年間に何かを溜めてしまったのだろうか。

出られたらどうなって、出られなかったらどうなるのか…結局、何が変わるわけではないのじゃないか、という、4年前からの疑問が、より大きくなってしまっている。オリンピックに出られたらどこかが救われるのか。競技人口は増えるのか。そういうことを、またぐるぐると考える。そのときみたいに。→オリンピック招致は「スポーツ界」が繋いだ「希望」だったのか - /ja あやつる YmrDhalmel

この週末、何を顕して、何を顕さないのか、ということを、いつも以上に考えてしまうのだろう。確実に自分が書いたものを読む、自分がどう耐えられるか、こらえられるか。そして、如何にナニカに対して水を差さないか。

とにかくこの件については日曜、あるいはナニカが決まるまで、暫く書かない方がいいのかもしれないなぁと思う。ただ、やりきらないと気持ちは収まらないのだろうけれども、わかりやすく怪我を抱えてそれを押して出ている方々においては、将来に向けて、何とぞ無茶はせぬよう*1

以上。

*1:もう無理は仕方がないのだろう。意志に於けるところである限り