/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

だれかに偏る

「○○依存」「○○がひとりでバレーやってる」「○○に頼りすぎ」なども同義。
#デラクルス40とか50アタック決定/1試合 の帳票を見て、そういえばこの分野での世界(?)記録についてStay Foolishさんのどこかで拝見した記憶があるのだがどこだか忘れてしまったけどどこでしたっけと公開IDトラックバック質問状。

以前は、特定の「だれか」に頼るというバレーは面白くないし、「脱却」することこそ必要なのだと思っていた。しかし、最近になって、必ずしもそうとは限らない、と思うようになってきた。

アタック決定が(それ以前にトスが)特定のだれかに偏るというのは、意識するとしないとに関わらず、そこへ上げるのが現状のチームにとってベスト(いろんなものを消去法で消してそこしか残らないのも含む)であるからなのだろうし、そもそもバレーはひとりで出来るものではない。

だれかに偏ることから「脱却」するのが、ほんとうにそのチームのためになるのかどうかわからない。ちょっと精細な文脈は忘れてしまったが、きのうBS1で放映されていた中継で、「脱却しようとしているセッターの苦悩」について垣間見えるフレーズがあって、そこで、あえて「脱却」しようとしないのもひとつの方向性であることが解説経由で示唆された。なんか久々に面白い話を聞いたような気がした。

尤も、セッターをちゃんと見る目がある方には、別な映り方をするのかもしれないが。

本来「偏るべきところがある」のであれば、それはそれ、なのかもしれない。レベルがどうとか、どこかで限界がくるとか、戦っていくために次の段階が必要とか、そういうことは別の話として。

あ、実は「終盤勝負所でエースに集中させて託する」ということについて疑問を投げかけたついーとを見かけたまま気にかかっていた、というのもあったなぁ。

えぇ。はい。いろんなリセットが来ます。また。