/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

天皇杯・皇后杯ブロックラウンドが始まる

いつものようにトウカイに始まりカントウに終わるスケジュール。これはどうしたものかと考えているのだが…未定。日曜、唐突に某所に上陸しているかもシレネ。未定。

実は天皇杯といえば、先週末はサッカーの(元日に決勝のあるアレの)都道府県予選が各地で開催されていた。こちらは直にトーナメント戦に乗ってくる(こちらのトーナメントは9/3に開始となる)代表チームである。→出場チーム
十種見ながら追いかけていたTLで、国体予選と前後して天皇杯予選の結果が流れてきていて、その内訳〜などというのを見ていたら、急にこちらの天皇杯皇后杯のことが気になって下記のようなまとめを始めてしまった。
男女ブロックラウンド、各地域別の出場チームのカテゴリ内訳である(つーかそろそろリーグの記事を書く時期だがなぁ)。それぞれ16チームがファイナルラウンドに進出し、1回戦で8に絞られた上でV・プレミアの8チームとごたいめーん。

男子

- 高校 大学 クラブ 実業団 ちゃ
北海道 2 2 3 0 0 7 1
東北 1 3 5 0 0 9 1
関東 2 9 4 1 5 21 4
北信越 3 2 3 1 0 9 1
東海 1 3 3 1 3 11 2
近畿 2 4 3 3 3 15 3
中国 3 2 2 0 0 7 1
四国 2 2 4 0 0 8 1
九州 6 6 3 1 0 16 2
22 33 30 7 11 103 16

女子

- 中学 高校 大学 クラブ 実業団 ちゃ
北海道 1 2 2 2 0 0 7 1
東北 0 4 4 1 0 0 9 1
関東 0 5 9 1 1 4 20 3
北信越 0 4 2 2 0 3 11 2
東海 0 2 4 1 1 0 8 2
近畿 0 2 7 1 1 1 12 2
中国 0 4 2 2 0 1 9 1
四国 0 4 1 2 0 1 8 1
九州 0 10 2 1 2 1 16 3
合計 1 37 33 13 5 11 100 16

女子チャレンジが11なのは、四国88→仙台がこちらの登録に間に合わなかった(という表現が妥当かどうかは不明)がゆえ。それぞれの顔ぶれを見るに、各ブロックの進出枠、男子女子でそれぞれ微妙にバランスを保ったところで設定されているんだなぁと感じた*1女子の高校が多く、男子の大学が多いのもまぁ想定内であるが、クラブの数がかなり違うんだなぁとは思った。

天皇杯皇后杯、現行の形式になって5大会目となる。しかし、なかなか大会として定着したと言い難いというか、むしろ、初回に伝え聞いた名言「思いつきで大会を始めるのはやめましょう」感が、回を追うごとにどんどん強くなってきてしまっているのが気にかかってならない。出場する側からするとなんというか難しい大会である、というのはびんびん伝わってくるし、見る側も若干だるーと感じているようではある(わたし個人としてはほぼ変態の域にさしかからんばかりの天皇杯スキーであるが、少数派であるという自覚はある)。ぶっちゃけ、それぞれのカテゴリにとって、それぞれのメインディッシュと重なってめんどい状態にあるのだ。「天皇杯はどうすれば…」に対する答えをと思ったら、それこそ、なかなか触りがたい「各カテゴリのメイン大会」のピークを動かす、ということしかないのかなという気がするが、それこそ…望みが薄い。

せめてその難しいところを切り抜けてきた出場チームには、その試合その試合の中でモチベーションが上がっていって、最終的にはええ大会だったなぁということで終わればよいのだろうなと思うのだけど。そうなったらまた天皇杯スキーのスキモノがぽえむを書いてしまうのだけど。

バレー界における「現実をどうするか」*2をまったく度外視すると、すげぇ心にびんびん響いたのが、最近見た下記ついーとであった。

まぁネットの高さをという話はないではないが、もともと天皇杯では合わせてあるわけだし、バットの材質が違うわけでもないわけだし…各地域でそれこそカテゴリを越えて力をつけていくというのは胸アツではあるわな…と。それこそNUDE-順大を見た後の感覚を思い出したりもした。

各ブロックラウンドのシード順がコピペじゃないかとかそういう疑問はあるが、もうちょっと天皇杯をたのしみにする層が厚くなれば事態は変わらざるをえないのだろうし、そうじゃないのであればそのままなんだろうなと。

そいえば…豆ボールはやめちゃったのですね。ですか?

*1:若干東海女子が多めかなとは思ったが気のせいだ

*2:黒鷲の位置づけを含め