/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

世界ジュニアのことをぽよんと振り返る

トゥギャザー*1じゃなくってtogetterにまとめた大会中のツイート。優勝はロシアであった。

日本の最終順位は16チーム中12位。しかし大事なのは、ここに出てくるまでにアジアを制してきているということである。出ること自体が2大会ぶりだったんだぜということである。
1次リーグ、日本はブラジル、ブルガリア、アメリカという激戦ゾーンに入った。ここでどうなる…と思ったら、何と緒戦のブラジル、2戦目のブルガリアと粘りのフルセット勝ち、連勝というスタートダッシュをした。この2戦でOPの出耒田が決めまくった。
2連勝はしたものの、フルセットゆえに勝ち点が4、最終戦は2セット(つまり、勝ち点を1以上上積み)は取らないと上位入りは難しいという状況で、日本は、アメリカにこれまでの得点パターンを封じられたこともあり、勝ち点を上乗せできずに敗戦。これで日本はA組3位となり、9-16位グループへ。ちなみに、アジアからともに代表となったイランとインドは上のグループへ。

「最強の9位を」と願いつつ見ていたが、2次リーグの緒戦でカナダに完敗を喫する(カナダとは昨日の最終戦でも再戦したが、リベンジはならなかった)。疲れがピークに達していたとかデータが全部集まって対策を取られたとかそもそもあれやそれやとかいろいろあるのだろうが…コンナカンジで、前半から後半にかけて緩やかに下降線を辿る感じの展開になった大会の後味って、どんな感じになるんだろうか…と、そこはかなり気にかかったところではある。

この大会自体が「日本全体にとって」どういう位置づけになるのか、というのはさておき、それぞれの選手にとって、その先に繋げられる大会であってほしいということは切に願う。

大会全般をそれとなく振り返って、いちばん印象に残っていたのは、「アップゾーンの盛り上げ」であった。優勢であれ、劣勢であれ、チームをひとしきり鼓舞しており、現地ではヘタすりゃ試合に出ていた選手よりも有名になったかもしれないという。
チームを側面から盛り上げるには、必ずしも自分を殺す必要はないのだということを、この大会を通じて大いに感じた。それだけでも、今後に向けて愉しみ(こわいともいうけど)ができたなぁと思う。

今回出場した選手の半分以上が出場する、今年最初で最後の関東大学リーグの開幕は、約1ヶ月後、9月10日(とけいおうさんにかかれているー)に控えている。

*1:それはまた明日聞けるか健大高崎