見る。どんなふうに?
ニンゲン、なんというか、まぁ、見たものを、見聞きできる範囲でしか覚えていないものなのだなぁ。最近自分の以前書いた記録を読みながら、しみじみ思うのである。
いちど見たものを何度か振り返って見て、いろんな角度から振り返って分析して…という見方も、実はあまり得意ではない。そもそも振り返るための素材が不足している、というのもあるのだが、そう思って録画したデータやいただきもののムービーなどを見返しても、なかなか一コマ一コマ見ていくというモードにならない感がする。
見ようとするものが、思い入れのあるカテゴリとかチームだからなのかなぁ。結局、自分でメモしたものから思い起こせるものは、わずかかもしれない。
まぁ普段は2〜3コートを同時に俯瞰して、それぞれの試合の流れ(というよりも経過でしかないかも)を掴むのが精一杯であることは確かで、それはそれで消化不良なのかもしれない*1が、手許に残るものは「思い出せるもの」に限られることが多いので、なかなかちゃんと掘り下げられないというところはあるのかもしれない。
「時間がない」からなのかなと思っていた。ふとしたきっかけで3月4月の観戦予定がとんで、それで時間はたっぷりあったはずだったのだが、結局補完できたわけではないなぁ、と。
試合の見方、感じ方、掴み方は見る者それぞれにあるわけなので、まぁ自分がこれでいいのであれば、それでいいのだろう。
春以来、試合というものをあまり見られずにいた。ここへ来てようやく観戦のチャンスが徐々にやってきた。ことしは東日本インカレとパンパシが1週ずれた。ずれたのを承知の上で、それでも観戦予定は東日本のみ…のつもりではあったのだが、いてもたってもいられず、実は土曜日だけ観戦してくることにした。ちょうど地元ではTV放映もある試合と聞く。五官を研ぎ澄ませて、ファインダー越しにもそうじゃなくてもしっかり見てこられれば…と思うところである。
関連
- 昨日くらいからのTLまとめ:バレーボールをどう観るの?という話 - Togetter
- この「あとで考える」ことが大事なのだろうなぁ。とはしみじみ。http://blogs.yahoo.co.jp/gh10111/10704155.html
- 「見かた」について考えること、読みたいと思って文学フリマに伺って買ったこの本を読んでから更に加速。どこかでレビューをちゃんと書きたいが、取り急ぎご紹介まで。http://khuriltai.readymade.jp/top/?p=57
*1:そう思い始めてから、意識してひとつのコートに集中しようとはするが