/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

チャレンジマッチ1日目

…さて、体育館に入れるのだろうか。んま、入れるべ。→入れた。到着時間を加味すると、まぁ見られて第2試合からだろうなと思っていたのだが、結局第1試合の第5セットに間に合った。遠くから団長さんを拝んだ。

男子

FC東京(P8)3-0ジェイテクトSTINGS(C1)

26-24 25-18 25-16
F)17橋場 14加賀 28前田 19鎌田 21ブリンクマン 10山岡 L3福田誉
J)6高橋 9石田 2金丸 15若山 11其原 7小松 L12興梠
FC東京はシーズン終盤に戦列復帰した(だから当方はプレミアで見たことはなかった)橋場がスターティングメンバーに名を連ねた。一方、ジェイテクトは、つくばでの最終戦で負傷した(本日もその左手はぐるぐる巻で動かせない状況とみた。しかしベンチに入った。とっておきの場面で起用されるものと思われた)松原に代えて其原が入っていた。
第1セットはどちらかといえばジェイテクトが主導権を持って進んだ。サーブで効果的にFC東京を崩し、小気味よい攻撃と堅い守りでリードを保っていた。なんとなく懐かしい気持ちがしながら見ていた。
2回目のテクニカルタイムアウト終了時点でジェイテクト16-13。ここでジェイテクトは攻撃の手を緩めず、金丸に代えてピンチサーバーに松原を起用した。FC東京はここでメンバーチェンジ。鎌田→9伊東(セット最後まで)、前田→6山内、山岡→12阿部。実に3枚替えである。実際には1+2枚替えということであろう。後ろ2組はローテが回ったら元に戻していたわけで。
前田と山岡が戻った時点でジェイテクトがセットポイントを取って24-21。ここからFC東京が一気にデュースに持ち込み、そのまま連続得点、逆転で一気にセットをもぎ取った。目に見えた流れの変化があったという感じはしなかった。あれよあれよと点数が動いた感じがした。こういう「じわじわ」もあるんだなぁ、ブリンクマン。
接戦の第1セットを僅かの差でFC東京が取ったことをきっかけに、試合は一気にFC東京のペースになった。ブリンクマンと加賀、両MBが効いた。FC東京は得点率でもかなりのアドバンテージを得た状態で、明日第2戦を迎えることとなった。

大分三好ヴァイセアドラー(P7)3-0富士通(C2)

25-23 25-14 25-23
M)5浜崎 17長江 1小川 10オンテレ 9五十嵐 13中島 L12興梠
F)1神山 9平澤 3中川 14岩井 6三芳 15北沢 17藤森
「いつものとおり」戦って「いつものとおり」持ち味は出してみたものの、いつもならざる相手の高さに為す術無く、散りかけるも、サーブとレシーブを武器に必死で踏ん張って…富士通寄りで見ているとそんな試合に見えた。大分三好は4シーズンのV・プレミアリーグでの経験で、ずいぶんチームとして大きくなったように見えた。オンテレはかなり繋ぎが出来る選手だなぁ…ケニア勢、だんだん小粒になっているように思っていたが、それは、裏を返すと、より細かいことに対応出来る選手に替わっていったと言うことなのか、なぁ…と思った。中島もかなり安定感があった。
富士通はいろいろと選手を入れ替えていたが、なかなか上手く試合を展開させることが出来なかった。第3セットはスタートから神山→7勝田、中川→16呉屋としていた。崖っぷちのところで踏ん張る富士通の中心に在る勝田を見て、何故か4年前、地域リーグプレーオフで見たときのことを思い出していた(→参考)。つくばとの試合で0-2で迎えた第3セット、チームを鼓舞する姿が頭に浮かんだ。ここ2シーズンのつくばにとっての富士通の存在…についても、ついつい深く考えてしまった。
廣本がピンチサーバーで登場し、連続サービスエースを挙げるなど気を吐いた。廣本はその前のセットでもピンチサーバーで出ていたが、そのたびに鮮やかなディグをも見せていた。来シーズン以降はもう少し出番が増えてくるのだろうか。楽しみである。
こちらも大分三好が「あと1セット」まで来た。