/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2009/10V・チャレンジリーグ最終日

上位リーグ@つくばカピオ(11:00-)

東京ヴェルディ3-1きんでんトリニティブリッツ

25-21 25-19 21-25 25-23
V)14飯塚 10モラッド(2S-:28竹田) 1濱口 7渡邊 21溝口 11奥田 L2吉野
K)8高橋(4S:16中西優) 11塩 4今田 1福冨 5中西教 7鮎川 L13山下
出遅れ&早朝強風の影響でTX15分遅れで…カピオに着いたら第2セット途中。入口のブースで購入したサンダーアーダギーサーターアンダギーをmgmgしながら観戦開始。既にヴェルディはモラッド→竹田にスイッチしており、久々に見る竹田におぉと思ったり。
きんでんは途中まで互角に、むしろリードもしつつ進んでいくのだが、終盤にヴェルディが押してくるんだわな…
元気玉賞はきんでん・塩。昨日は山下(って実は08桜以来2回目の受賞)だった。きんでんが、かなり、見る者にとって「印象に残る」バレーを展開したんだなと改めて感じた。ヒーローインタビューはヴェルディ吉野。きょうが25歳の誕生日であるとのこと。インタビューでそういうことに言及されるのは珍しいなぁ。そして、3/21生まれということは、去年の誕生日もカピオだったのだなぁとか。

富士通3-0大同特殊鋼レッドスター

25-19 25-20 25-20
F)15北沢 1神山 9平澤 3中川 14岩井 6三芳 L17藤森
D)4倉田 8橋満(2S途中-:13土屋) 2川波 6辰巳 15小林 9淡田 L11平井
大同もう少し粘って面白いことになるとおもったのだがな…昨日ベンチアウトだったという辰巳は怪我だったのかの…左膝から足首にかけてぐるぐる巻。いつもの爆発力が出てこなかったのは非常に残念である。
かくして富士通は4勝1敗で上位リーグの日程を終了し、次の試合の結果を待つこととなった。大同の5位、そしてヴェルディの4位が確定。この境目は黒鷲出場権の境目でもあり…

ジェイテクトSTINGS3-1つくばユナイテッドSun GAIA

25-19 31-29 17-25 25-19
J)7小松 6高橋 9石田 2金丸 15若山 10松原(3S途中-:11其原) L12興梠
T)18加藤 5石川 14王(2S途中-:7岩田) 21和井田 1菊池 2上場 L13赤木
今季の最終戦も「つくばは勝てばチャレンジマッチ」になった。昨シーズンと違うのは、ジェイテクトの優勝が既に決まっていること。
立ち上がりはジェイテクトのペースだった。ジェイテクトのサーブがつくばを揺さぶり、ジェイテクトがつくばの攻撃を執拗に拾い、リードをじわじわ広げていった。殊に圧巻は松原のサーブ。2シーズン連続でサーブ賞を受賞したその強烈なサーブが連続得点を呼び込み、第1セットはジェイテクトが先取した。
第2セットは一転してつくばが序盤リードを広げた。和井田全開。8-4と飛び出したが、その後また松原のサーブで差が詰まる。つくばがリードを広げてはそこで松原のサーブ…というのがこのセットの中で3回あった。つくばが24-22とセットポイントを迎えたところでデュースに持ち込み、しかも逆にセットポイントを取り返したのも松原のサーブであった。デュースは続いたが、最後は、徐々に調子を上げてきていた若山が決め、ジェイテクトが2セットを連取した。
つくばは第2セットの中盤からセッター王を岩田にスイッチしていた。あとがない状態で迎えた第3セットであったが、この交代がセット中盤に向けてじわじわと効いてきた感がある。ラリーが続き、和井田も上場も拾われて八方ふさがりどうするの…というところで石川で切ったあたりがかなりツボに嵌った。それが11-11。そこからつくばが6連続得点を挙げ、このセットの流れを掴んだ。
アクシデントが起こったのはつくば23-16で迎えた上場のサーブの時。上場のサーブは松原の直後に来る。バックレフトを徹底的に狙ってくる。この時も確かそうだった。サーブは強烈で、レセプション時に大きくはじかれてサービスエースとなり、つくばがセットポイントを迎えたのだが、そのレセプション時に松原が左手を負傷したのである。結局このセット、最後は和井田が決めてつくばが取り返した。
松原負傷時から、そのポジションには其原が入っていた。第4セット開始も同様の布陣であった。
つくばは序盤4-1と抜け出したが、たちまちジェイテクトの連続得点で4-5。乱れたボールに加藤が飛び込んで2段とし、その難しい2段を上場が決めきりつくばが5点目。各選手のこの試合に賭けるものが熱く、また痛いほどであった。
しかし徐々につくばの動きが鈍ってくる。そこに、代わって入っていた其原の鋭いスパイクが炸裂する。徐々に点差が広がっていく。ジェイテクトが20-15としたところで、つくばの側では何かが音を立てて切れた感があった。
つくばは食らいついたが届かなかった。
届かなかった原因は、この試合には無かった。
結局富士通に勝てなかったことがことしも響いた。「あの富士通戦で何故出来なかったのか」。結局そこに立ち返ってしまった…
ジェイテクトは初めての優勝を全勝で飾った。攻守ともにバランスの取れた良いチームになってきた。初めて迎えることの出来るチャレンジマッチで、どう戦うのか。戦えるのか。楽しみである。

下位リーグ@猫田記念体育館(12:00-)

阪神デルフィーノ3-1東京トヨペット