V・チャレンジリーグ男子11日目 - /ja あやつる YmrDhalmel

レギュラーラウンドもあと2週。本日は川崎と刈谷で計5試合。トヨペットがおやすみ。
第二試合開始は15:00

川崎市体育館(13:00)

富士通3-0きんでんトリニティブリッツ

25-20 25-19 25-13
F)15北沢 1神山 9平澤 3中川 14岩井 6三芳 L17藤森
K)1福冨 5中西教 7鮎川 8高橋(3S-:6山原) 11塩(2Sのみ:22引田) 4今田 L13山下(3S-:23矢島)
実は今季初めて見るきんでん。しかし、どうも調子が上がりきらない感じに見えた。最初に富士通が走り、ちょっと追い上げるところはあるのだが、最終的には富士通が押し切る、という感。やはり富士通はホームの鬼で、自分っちでゲームやってる感（まぁ、それをホームゲームっていうのだろうが、そうではない場面をいっぱい見ているだけに、何というか…）。きんでんも、中西（教）が前にいるときのブロックには威圧感があったのだけどなぁ…実際けっこう決まっていたし。なんか、チームが徐々にチャレンジで戦うための勘所を掴んできているようには思うのだが、今日はけっこう空回りしてしまったようで残念である。
ヒーローインタビューは「Uターン」川崎出身の中川と、岩井。サインボールは中川がトスアップし、岩井がスタンドに（軽く）打ち込んだ（あれ逆だっけか）。
そういえば富士通も変則(?)二枚替えをやっていた。まず北沢→今で数字を減らし、1ローテずらして中川を渡辺にスイッチして数字を増やす（プラスマイナスゼロ）。きょうは中川を戻したところで*1 富士通に連続得点が入り、セッターのいない状況がしばらく続いた時間帯があった。

つくばユナイテッドSun GAIA3-2警視庁

25-17 21-25 22-25 25-20 15-12
T)21和井田 5石川 2上場(3S途中-:6大木) 18加藤 1菊池 14王 L13赤木
K)4福田 14中道 6松本 2清水 10岩知道 24中田 L8石川
それにしても警視庁である。サイドに小兵の強者が揃った。かたや175cmのウィングスパイカー、こなた197cmのセッター、それが背番号14（つー感じ）。中道も中田も見ていてきもちぇぇのだ。それぞれ種類が違うけど。
そしてセンター線にはハイタワーが控える警視庁。第2セット以降、つくばは上場がブロックに捕まったり、スパイクをふかしたりする場面が出てきていた。中盤まで警視庁がリードして、つくばが追う…という状況が2セットほど続いた。
第3セット、つくばは2回目のテクニカルタイムアウトを10-16で迎えたところで、上場を大木にスイッチした。それと同時に、攻撃の軸を和井田と加藤にシフトさせた*2。かなり長いラリーはしばしば見られたが、双方粘り強く応酬した。第3セット、つくばの追い上げは届かなかったが、徐々にその流れは是正出来ていった。警視庁は後半にかけて、松本が鬼になってったなぁ…
ファイナルセットは、いきなり中道がスパイクを決めたと思ったら次のプレイで加藤を止め、警視庁が先制。2点リードしてコートチェンジした上に、さらに1点を加えて9-6。一瞬も気を抜けないファイナルセットの攻防、ここから徐々に流れが変わっていく。
つくばは3点を返して同点に追いつく。その後警視庁・福田が2点続けて取り、再び警視庁がリードしたが、警視庁12-10からつくばが5連続得点し、一気に勝負を決めた。加藤が渾身の力を込めて決め、その後起き上がれないほどになるシーンもあった。
ヒーローインタビューは和井田。加藤の攻撃に感謝し、王の土壇場での切り替えを勝因にあげていた。この試合を勝てたことが、今後*3に繋がるかもしれない。そんな勝負になった…かもしれない。