読んだり読んだり
…とことさらにかき立てるということは、普段そんなにそんなに読んでいないことの裏返しであるというのはさておき。
東京都立多摩図書館が、雑誌専門の図書館として今春オープンしていたのを知った。まとまった時間が取れるチャンスはそうそうないので、ちらと行ってみる。
ちょうど入口付近でスポーツ特集がおこなわれていた(10/7まで)のでそこから見ていく。ご近所の東京女子体育大学が全面協力で、新体操の手具やソフトボールのユニフォームなども展示されている。
気になりつつなかなか読むに至らなかった「Sports Management Review」を3巻ほどまとめて読んだり、ほか、普段深く読まない雑誌などもじっくり座って読んだり。
その後、帰り際に本を買った。また長編をがーっと読んだ。かなりカっとんだ設定だが、強烈に迫るものはあった。…という意味で、かなり映像向きなのだろうなとは思った(今年中に映画化だそうで)
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/06/27
- メディア: 文庫
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スポーツの魅力をまっすぐに伝えられる力って、実はフィクションのほうにこそ強く在るんじゃないのかな、と最近考えることがある。それが良いことかどうかはわからない。どうやってもナマの迫力に、そこで起こっている事実には敵わないのではないかという思いも同時にしている。
去年もそうだったのだが、今年も「沿道で見たモノ」の影響がおおきく自分の中に在る。沿道でカメラを構えていて、迫りきたもの…を、じわじわと消化しているところである。→20090830|Hokkaido Marathon | Flickr
「体育」って…ほんとに浸透しているものなのかなぁ。「体育」の授業を受けなくなってから10年以上経過してから、気がつくことってけっこうあるのかもしれないなぁ、と、ひとりのニンゲンとして思うことはあり。