/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ベオグラードでつかまえて-総集編(上)

今朝「キリンとサントリー(通称:きりんさん…おいおい)経営統合」のニュースに触れ、いきなりアタマにこの写真が浮かんできてびびった。

考えてみれば、先だって終わったばかりのユニバーシアードについて考えを巡らせはじめたのは、昨年末の東西対抗くらいからだったんだなぁと。
そこから今までの思索と、いろいろ書いた関連記事のまとめ。

夜明けと嵐の予感-2008年冬

激戦であった全日本インカレ(スーパーカレッジバレー)が終わり、寒い寒い早稲田の記念会堂で大学東西対抗が行なわれたのは、昨年12月13-14日。2年前の世代に匹敵する強烈なメンバーを揃えた通称「ハチロク世代」。オリンピック代表ふたりを含むこの世代の4年生を中心とした構成の東軍が、西軍(…だってかなり味わい深いメンツが揃ってたんだと思うんだぜ)を圧倒した2日間だった。
このときの東軍スターティングメンバーは下記のとおり(参考:東西対抗2008 12/13 大学|楽しく考える男子バレー)。
9八子(東海2) 11安永(東海1) 1清水(東海4) 5福澤(中央4) 3日高(日体4) 8深津(東海3) L10高橋賢(中央2)

学年は当時。
このとき、このメンバーが母体となればユニバ強いわな…と言われていた。控えに米山(日体4)、鈴木(筑波4)、内藤(中央3)、古田(法政3)なども名を連ねていた(→全メンバー)。
ベオグラードでつかまえて(違 - /ja あやつる YmrDhalmel
このときは、まさか本番代表の布陣がそこへ行こうとは思ってもみなかった。つーか、そこってどこだよ。

第一次合宿参加約30名-2009年2月

ユニバーシアードについては、3年以下を中心としてVリーグ期間中に選考合宿を行なう。どこからともなくそう伝えられていたが、具体的にどんなメンバーが選ばれ、どんな選考が行なわれるか、ということについては、ほとんどといって良いほど情報が流れてこなかった。何故か、この一次合宿に関する第一報は、遠く西のほう、立命館方面から寄せられたのであった。
尤も、ここで発表されたメンバーに関しては、数名の入れ替わりがあったもようである。バレーボールワールドVol.6によると、ここに名前のあるメンバー以外に、中村(武大3=当時)も参加していたとか、目標とする選手米山多しとか。
この合宿には居なかったが、実際にパナに行ったふたりと日体のふたりがV・プレミアリーグで頭角を現しはじめているとか…という状況。下記記事のコメントにて、TBSが合宿の取材をして、参加選手の単独インタビューを録っていたという情報もいただいたが、これはどこでリリースされるのだろうか…(古田だったらもうリリースされてる?わからん)。
このとき4年生で唯一こちらの合宿に参加していた鈴木がその後このチームの守りの要になるとは、この頃は予測だにしていなかった。そういえば、この合宿絡みで、筑波の引退試合日程がえらく動きまくったなぁ…(そして結局行けず)。
ベオグラードでつかまえて(2)いよいよ第1次合宿 - /ja あやつる YmrDhalmel

驚きの18名-2009年3月

NTCでの第一次合宿から1ヶ月も経たずに候補メンバー18名が明らかになった。こんどの第一報は何故か中央大学バレーボール部サイトの掲示板。

本学からは、福澤選手、内藤選手、千々木選手の3名が残りました。

御報告|中央大学バレーボール部掲示板

しかしこのメンバー表を見ると何故か足りない名前がある。そう。18人になった時点で清水邦広の名がなかった。

このときいただいたコメントが妙に印象に残っていて、つい最近急に思い出したりして。

「…おや、清水は?」
の答えはその時の全日本の動きを日本協会のホームページでご確認いただければと思います。

そう。
ユニバーシアードの開催は7月。思いっきりワールドリーグと被っていたのである。

ここまでは(ぐらつきながらも)想定していたとはいえ、その先の展開は、なんとも予想外であった…
ベオグラードでつかまえて(3)まずは18人 - /ja あやつる YmrDhalmel
続く