/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

さて最終つくばラウンド

上位・下位に分かれての総当たりではあるのだが

現在、レギュラーラウンドの上位4チームが、そのままファイナルリーグの上位4チームとなっており、一見「上位同士の星のつぶし合いでチャレンジマッチ進出が決まるよどうなるよ」と思われるところなのだが、実は、現時点でチャレンジマッチ進出の可能性は、これら上位4チームばかりではなく、5位の東京ヴェルディにもある。
ヴェルディは上位4チームとの対戦をすべて終了し、すべてのチームからセットを取った。ジェイテクトとつくばはフルセットまで追い込まれ、FC東京はフルセットの末敗れた。今後ヴェルディが下位との対戦で順調に白星を重ねていけば、かなりセット率が良い状態になる。すべてストレートで勝った場合は得セット17、失セット11(1.54)となる。1位の可能性は既に消えているが、2位の可能性はある。現在4勝のチームのうちひとつが3連勝し、その他上位3チームが1勝2敗で並んだ場合、セット率によってはヴェルディが浮上してくる。
問題は…そろそろナカジマクン返さないとならんかの?
なお、黒鷲出場圏となる4位以内については、ヴェルディの他、僅かに警視庁にも可能性が残っている。ただしFC東京が1セット取った時点で警視庁の4位以内浮上は消える(FC東京がすべて●0-3で、警視庁が失セット0で全勝の場合警視庁>FC東京、失セット1の場合得点率)。現在4連勝中の3チームについては黒鷲出場権確定。

とは言いつつ上位4チーム比較

ヴェルディに可能性が残っているとはいえ、このファイナルリーグ、上位4チームのつぶし合いによる上位争いとなるのだろうとは思う。そこで、ファイナルリーグにおける各技術部門でのチーム状況をピックアップしてみる。ソースはV公式。
富士通の怖さって数字じゃないところにあるのかもしれないなぁ…ある意味ジェイテクト某オプション*1もそうだが。

アタック決定率
1 つくば 54.6%
2 FC東京 53.2%
3 富士通 52.3%
4 ジェイテクト 48.4%
  • 個人順位(上位関連分)は1菊池/2阿部友/3山本/5金丸。
  • つくばはここにきて「阿部ちゃん拡張計画」が効いてきた。
  • 富士通北沢の決定率が85.7%(6/7)。恐るべしキタザワールド。
バックアタック決定率
1 FC東京 55.7%
2 つくば 50.0%
4 ジェイテクト 44.4%
6 富士通 37.2%
  • FC東京は伊東66.7%、阿部57.9%(しかも打数38)が光る。バックの決定率尋常じゃないす>阿部
  • つくばは大木66.7%。いちばんバックからの打数が多いのは和井田(47.2%)。
  • ジェイテクトはほぼ若山の決定率と同じ。
  • 富士通は今と岩井が主に打っている。
アタック決定本数
  • 消化セット数が異なるので割愛。
  • 総得点の個人別順位(上位関連)は1阿部篤/2若山/3和井田/5菊池・山本←ともにブロックでチャージ
ブロック決定本数
1 ジェイテクト 3.53
2 つくば 3.07
2 FC東京 3.07
4 富士通 2.62
  • ファイナルリーグでも旅をする金丸。
  • そしてそれを猛追する菊池と山本。
  • 富士通のセンターラインは安定しているなぁ。
サーブ決定率
1 ジェイテクト 11.0%
2 つくば 10.5%
5 FC東京 9.8%
6 富士通 8.8%
  • うぉぅここにも金丸、そして松原とジェイテクト勢並ぶ。
  • 橋場は出入りが激しいんだわな…
サーブレシーブ成功率
1 ジェイテクト 76.1%
2 つくば 71.2%
3 FC東京 70.3%
5 富士通 64.9%
  • この分がつくばのファイナルリーグ苦戦に繋がっているのだと思う。
  • 実はサーブ打つ方も受ける方も西久保(大同)2冠進行中なのだが、そこに並んでジェイテクト勢がぎゅいーんと上位に固まっているのは流石。
  • はい、猛拾賞健在です。

*1:野投入時ともいう