/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

皇后杯セミファイナルを見に行く@嘉悦大学記念体育館

嘉悦大学3-0大野石油広島オイラーズ

25-17 25-23 25-20
嘉悦)2石田 3渡邉馨 4林 8日置 15菅野 17佐藤美 L5青木
(交代出場:7安保 14渡邉愛 10琴寄)
大野)1桑実 2小受 4海老原 7小原 8春川 9森田 L11阪根
(交代出場:18荒瀬 10井之上 12妹尾)
電池の入っていないカメラを持って行った。

それはさておき。
今は冷たい雨が降っているが、試合が行なわれた昼頃は、まだ薄日も差していた。
嘉悦の体育館に行くのは2回目。普段そんなにじっくり観る機会がない嘉悦のバレーを観たいというのと、チャレンジリーグ所属チームと対戦ということで、そのチカラ関係がどうなんだろうという単純な興味と、あと割と近いのと。

嘉悦にはキャプテンで正セッターの松浦の姿がない(あったけどユニフォーム姿ではない)。石田にキャプテンマークがついていた。どうも、怪我で戦線を離脱しているようである(参考:インカレ記者発表米山監督のコメント)。この時期にそれはかなりきつい。代役は1年生の#17佐藤美弥。172cmと大型の部類に入るセッターで、なんとなくスタメン6人がフラット身長に見えた*1のは気のせいだろうか(実際には170-176の間だった)。

一方、大野石油広島は実質初見*2。前日立佐和の海老原はどこかで見た記憶がある。あ、そっか、長岡か。

ストレートで嘉悦が勝ったのだが、どうも波があった。第1セットは途中22-10までリードを広げたのだが、終盤大野が猛烈に追い上げた。
第2セットは中盤まで大野がリードを奪う展開で、嘉悦は9-13の時点で既に2回のタイムを使い切っていた。米山監督のテンションが常に高く、顔は紅潮し、大きな声が響き渡っていた。
なんとか15-14と逆転したものの、そこからまた大野の連続得点でまた3点のビハインド。出入りの激しい接戦が続く。最後は嘉悦23-22からピンチサーバー#14渡邉愛以(うい)のちょっと変わったサーブで値千金のサーブポイント。このポイントが効いたか、なんとか嘉悦が劣勢だった第2セットをモノにする。
第3セットもどちらかというと大野が飛び出す展開だったが、徐々にリードを広げた嘉悦がそのまま走った。
セッター佐藤はけっこう落ち着いていたように見えた。レセプション次第というところはあったが(そこを崩されるとけっこう厳しいモノがあった。実際ビハインドのときはレセプションがきつかった)、うまく返ったときは多彩な攻撃に繋がった。そして、前で強いなぁ…と。ブロックでは嘉悦が終始大野を圧倒していた感あり。あ、いつものレシーブ磐石体勢(安保投入シフト。コレは秋に男子で見た古賀@武大よりちょっとタイミング早いんだなぁと改めて)も健在。

これでプレミアへの挑戦権を得た嘉悦だが、その相手はNECかぁ…。嘉悦のバレーがプレミアクラスをかき回すようになる日がいつか来るのを、実は楽しみにしているのだが…その前にインカレはどうなんだろう。

そういえば、第2セット途中からは後ろのどなたかの実況つきで観戦することになった。競馬場あたりでは遭遇するアレだが、バレー会場では初めてだった。けっこう的確でわかりやすい実況だったが、最初はびっくりした。

*1:まぁ松浦も172だから松浦が入ってもそうなのだろうけど

*2:東京へすてぼーに出ていたが、試合を見た記憶はない