オリンピックが終わる
きょうはマラソンの後、男子3位決定戦→決勝をテレビ観戦した。
その後出かけて帰ってきて、NHKでやっていた総括をなんとなく見ていた。
いろいろな勝者のインタビューを聞いても、敗者のインタビューを聞いても、どうもアタマの中がクリアにならないのは、ついつい、日本のバレーボールについて考えてしまって、その考えてしまうことがアタマの中で重なってしまうからだ。
技術的な言葉を駆使した分析とかは専門のひとにお任せするとして、当方が観る者として率直に感じたことを2つほど、まとまらないままに。
ホントに、国内に『見るべきもの』って無いのだろうか。
「日本のバレーボールを強くするために、日本の国内で行なわれているバレーボールから吸収できることって、もう無い、ということなのだろうか」というギモンである。んなことねーべ、と続く。
どうしても…出せるモノを出し切れていない、地道な積み重ねはいろいろなところにある筈なのに、何故かそれとTOPを繋ぐ糸がどこかで切れているような気がするのだ。
せっかく日本でおもしろいバレーボールの営みがいっぱいあるのに、それを醸し出しているチームや選手のカテゴリが下だったり、身長が低かったりするために(まぁ選手個人については仕方がないにしても)視界に入らないモノが多くて勿体ないんじゃないのかな…まずはその「アイディア」を集めて束ねて、日本というチームに取り入れていくことについての期待はしちゃいけないものなのだろうか。んなことねーべ。
日本のバレーって、工夫が出来るのが強みなんじゃないのかねぇ。
バレーボール選手のピークっていつなのか。
バレーボール選手としてのピークって(そりゃひとによって違うだろうけど)どのくらいの年齢にあるのだろうか、ということを、今回非常によく考えた。ロシアのミハイロフ(20)見て更に考えた。
折しも昨日からアジアジュニア選手権(U-21)が開幕しているのだが、こちらのコメント欄を拝見して「うぁー、そっかそっかそっかー」と3回くらい呟いた。周りに人がいなくて良かった。
ジュニアは高校3年から大学1年(年齢によっては2年)のチーム(今回は高校生はおりません)で、ユニバは大学3、4 年(主体は4年)と大学卒業したての選手ということになります。この区分けで気づくのが「あれ?大学2、3年はどうなるの?」ということです。
当方大学バレーは大好きでずっと観ているのだが、結局ここが日本の弱点になってしまうのかどうなのか…段々気になってきてしまっている。まぁ八子あたりは上のカテゴリーに呼ばれるのだろうけど。
学生学生学生って今のベテラン中堅だって学生だったんだよ*1おらぁ、とか、「学生」に経験が少ないと嘆き、それを憂えたり拒絶反応を示すだけではなく、何か前向きな方向付けがあっても良いのではないかなと言う気はするのだが…考えるところはある。たとえば特別強化指定選手的なものとか、サマーリーグと東西インカレをくっつけちゃって夏の育成大会にしちゃうとか…いろいろアタマはよぎるのだが、まとまらないのでその件は後日って感じで。
関東1部を観ていると、全体で2〜3人、この人人間じゃありません、事故ったと思って諦めましょう的な大物がいる*2。そういう選手がさらに上と戦う場を求めようとしたら、それこそ今の時期の企業合宿か、黒鷲や天皇杯で当たったときだけ…になるってのもなぁ…。というのは常々ある。ただ、大学バレーの重要なポイントって、そこだけではないからなぁ…
V・プレミアリーグが始まらなくて暇でたまんねぇという方、是非大学リーグを観戦されて、いろいろと感じてみようじゃありませんか〜である。そういう季節だし、ちょうど。