/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

東6チームについての感想

あくまでも感想だし、見ている度合いが違うところは多いので、あくまでも。

東レアローズ

9人ないしは8人編成(ベンチアウトの主力組はそこそこ周辺に。阿部篠田と床ふきに待機していて、ベンチの小林コーチと共にもみあげ3を結成していたのがけっこうツボだったり)だったが、非常に安定したチームだったなぁと。
リベロ勝野、センターの両新人(相澤・河雲)あたりを東レで見るのは初めてだったのだが、なかなかええシゴトしていたなぁ。
あとは、サマーリーグで得たものがチームとして今後、殊にリーグ本番にどう活かしていけるのか、というところについて。全然別のチームになるのかなぁ、どうなのかなぁというのと併せてちと気になるところではある。

NECブルーロケッツ

チャレンジリーグFC東京つくばユナイテッドSun GAIAにセットを取られるなど厳しい部分はあれど、着実に白星を積み重ねて決勝リーグへ進出を決めた。
センターは2名固定であったが、サイドアタッカーは複数の選手を使い分け。セッターは3人使い分け。あくまでも過程なのだろうが、今後に向けていい方向性が見えてきたのかどうか。
観た試合で印象に残ったのは「前田とまんねー」だ。修羅場を経てきたからか、何かが突き抜けてきた感がした。

豊田合成トレフェルサ

主力組を地元に残して若手中心で参戦してきた*1昨シーズンと異なり、今シーズンは主力選手も帯同し、時にはベンチ入りやスタメン出場もしつつ、今リーグの主役(?)である若手選手をもり立てるというスタイルであった。
セッターは3年目・浜崎でのスタート試合があったが、観戦した2試合とも途中交代。まだまだ課題があったのか、どうなのか。
サイドアタッカーでは高橋和、岡本などの歯切れの良さが目についた反面、センターはまだまだ課題含みというか、やはり偉大なるおふたりの壁は厚いのかなぁと思ったりはした。

なんかこまかいミスが目立ってしまったのも気にかかってしまった。

つくばユナイテッドSun GAIA

まずは無事に参戦できたのを喜びたい…ところなのだが、登録手続き上の問題で、予定していた選手の一部が試合に出られないという事態が起こった。これは何故起こってしまったのか、というところについては、よくよく反省反芻再発防止を講じる必要があるのだと思う。
2日目に「登録有効」となって、無事に試合に出られるようになった岩田が、そのトス回しや機転の利くプレーで、このチームに新風を吹き込んだ。大学生選手として参戦した安井(今回初)、篠村(けっこうおなじみ)などがプレミア相手に気を吐いた。チーム内外に同期のいる中で、石川がその存在感を見せつけたのも印象に残った。あとは…コアな皆様もっとがんばれ、である。そうすればチャレンジはもっともっと戦っていけるんだとは思う。
まぁこのメンバーに大木絡めてプレミアに勝っちゃうってのも見てみたかったのだが、そうすると、どう考えても春日井メンバー*2集められんからなぁ。
FC東京には初白星、富士通には初黒星。それもまた一興。

FC東京

おそらく今季もここを中心に回るんじゃないのかなというチャレンジの雄。去年はガチにプレミアへ勝負を挑みにいった感大だったが、ことしのテーマは「いろいろやろうぜ」とみた。
2年目の橋場をはじめ、新人の鎌田、落合など、新しいチカラの台頭をみた。あたらしい東京さんの息吹ってのは着実に伝わってきた。
一方で、一気に4人に増えた兼任コーチ陣のうち、いちばん出場機会が多かった益永まわりの繋ぎが非常にスムーズになったなぁと感じた。昨秋にふらっと思ったことが、徐々に…かなぁ。
春日井にはいけないが、得たものは大きいサマーリーグだったのではないかなぁと。

富士通

明るく楽しくそして…強かった。
これは上手く回ればチャレンジの台風の目以上になるやもしれぬ、というのが、今回の正直なる感想。
6人の新人がチームに馴染み、いっしょになって「富士通のバレー」を展開している。新監督は自らコートの陣頭に立ってチームを鼓舞していた…って、そこは今までと同じ。

*1:妙に若く生き生きした様子に、ついつい「合成セピア」と名付けて愛でたのはきょねんのおはなし

*2:そこはリーグ中だろjk