/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

勝負はまだまだ続く-FC東京VS大分三好ヴァイセアドラー

おそらく4月にまた(今よりももっと)胃を痛めつつ見ることになりそうなこの試合。終わってみると、まさにたくさんのモッタイナイが詰まったものであった感がする、東京さんにとっては。
#さてチャレンジリーグが始まるから、これを書いたらちょっと切り替えるぞ(ぇ

第1セット 大分三好26-24FC東京

OMY)増成→長江→南→デニス→舩越→徳丸 L井上
FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
交代 OMY:徳丸→大嶋、増成←→小川(ワンポイントブロッカー) FCT:加賀←→橋場、大庭←→高取、福田←→益永(ワンポイントブロッカー)
このセットを中盤過ぎまで優勢に進めていた東京が、土壇場で三好の追撃を受けてジュースの末セットを落とした。このセットの展開が、巡り巡って最後の最後に響いたのかもしれない。取れたもん。やっぱり昨日と違って要らないところに力が入っていたのかどうなのか。
三好では舩越と長江が特に印象に残った(しかし顔は似てるわなぁあの兄弟)デニスはマイヨほどの威圧感はないが、バランスの取れたいい選手だと思った。

第2セット FC東京25-19大分三好

FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
OMY)長江→南→デニス→舩越→大嶋→増成 L井上
交代 FCT:大庭←→橋場、加賀←→高取 OMY:増成→神田、デニス→前村(2枚替え。そのまま最終まで)
三好は前セット途中から出場している大嶋がスタートから。
ブレイク無しの4-4から、伊東の技のあるスパイク(実は昨日「伊東選手のスパイクは何故止まらないのか」と新書タイトルっぽい文言がアタマに浮かんでにやりとしていた)→そのままサーブに下がってネット経由の渋いサービスエース→その後怒濤の連続得点、で一気に9-4に。全体的に東京が余裕を持って試合を進められたセットであった。
しかし何故か阿部へのブロックが薄め(当社比)。マークが薄いはずはないはずはないはずはないはずなので、うまいこと振っているということですなぁたぶん。

第3セット FC東京25-20大分三好

OMY)増成→長江→南→デニス→舩越→大嶋 L井上
FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
交代 OMY:デニス→神田 FCT:大庭←→橋場
うぉー南って速くて高い〜!とか、三好が13-16から1失点ごとにタイムアウトを取った(テクニカルから3回連続タイムアウトということになる)とか、断片的に強い印象を受けたところはあった。
結局前のセットから連続で割と楽な展開にして取れた東京、その後何かがゆるんでしまったのか、どうなのか。

第4セット 大分三好25-18FC東京

FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
OMY)長江→南→デニス→舩越→徳丸→増成 L井上
交代 FCT:加賀←→橋場、伊東→益永
序盤から大分三好がデニスの快進撃などにより走る。FC東京は0-3でタイムアウトを遣い、立て直しを図ろうとしたが、デニスが止まらなくなり、更に差が広がった。
三好はブロックがよく決まるようになってきた。それに伴い、FC東京のミスも増えてきた。粘り強い繋ぎはあっても決めきれないなど。結局序盤の差を詰めることが出来ずにいよいよファイナルセットへ。

第5セット 大分三好19-17FC東京

FCT)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
OMY)長江→南→デニス→舩越→徳丸→増成 L井上
交代 FCT:加賀←→高取、福田←→益永 OMY:増成←→小川、徳丸←→大嶋(ピンチサーバー)、デニス→神田(ピンチサーバー
まぁ全体的に審判は東京さんに厳しかったのかもしれない。インアウト、ワンタッチの有無で微妙なものはあったと思う。実際、一度終盤に、益永のスパイクがアウトとなり、珍しく(?)吉田アナリストが、客席で「今のアウトじゃないのか?」と声を荒げていたシーンもあった。ただし、それを乗り越えなければ「勝利の先の栄光」は見えないわけで(他にも乗り越えないといけないことは多々ある、ということを、この試合全般で非常に強く思い知らされてはいた)。
13点までどちらも一歩も引かない展開。先に三好が得点しマッチポイントを握るも、東京が3点連続で返して逆にマッチポイント。件の益永アウトは15-14の際のもの。ここで決めきれずにまたジュースへ。最後は三好のマッチポイントで神田ピンチサーバー。なんか長岡のトラウマが…っつってたら以下略。
#そりゃ横綱に勝っても負け越して殊勲賞取れないなんてぇことはあるわけで。この敗戦を噛みしめてチャレンジリーグを着実に戦っていくことがキーになるのだとは思う。