13日目観戦(2)：なんで泣く

式守一輝といえば荒汐部屋。荒汐部屋といえばまぁいろいろ聞かないではないが新進気鋭で小柄な力士の多い部屋。番付に載ったばかりのアノニマスダイアリー増田がもう髷を結っているのには驚いたが、なんと言っても今日の大一番は部屋頭・蒼国来の7戦全勝を賭けた一番。それにしてもやたら上で取るんだなぁ…とどきどきしたものだが、見事に幕下の隆小山を破り、7戦全勝。
優勝争い自体は決定戦にもつれたが、これで来場所は幕下上位への進出が見込まれる。

もう今日はこれでおなかいっぱいの上に十両、中入り後の取組でもいっぱい楽しめたので大変なことになってしまった（唯一、時天空-安馬がさっさと注文で終わってしまったのがアレだったが）。今日の座布団も怖かった。

折に触れてまた書くかもしれないが、今日印象に残った件を2つほど。

• 復活機運の海鵬（今日は白露山にまけてしまったが内容はよかった）。化粧まわしが錦絵から出てきたっぽくてそれも良い。

• 最強懸賞賞。森永賞ののぼりがミルクキャラメルじゃなかった*1ので見逃しかけた。それ以上に今日のインパクトはコレだろうなぁ。

紹介文言は「なんで泣く　テイチクより発売中」
以前曲のプロデュースに相撲の懸賞を用いた例としては、はなわの新曲があった（佐賀出身栃栄戦につけようと思いきや、栃栄が休場したんだっけか）が、この曲って誰が歌ってるかわからなかった。まぁ、写真を見て気づいたのだけど。

なんで泣く

ちなみに、この懸賞は魁皇の懐に入ったのでした。

「行司に終わっ」たのは、相撲が終わってから行ったちゃんこ屋さん（安美錦も安馬もまけてしまったが、安壮富士が勝ったのでビール1杯サービス☆）で隣の席に行司さんの一行がいたことに、帰り際に気がついたということであったのだ。我々は、その席で言いたい放題素人トークをかました非礼を詫びて、そそくさと両国をあとにしたのでありましたす。

*1:赤いMARIEだった