/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

13日目観戦(1):何故か行司に始まり行司に終わる

ちょっと早めに着いたが雨だし寄るところもないので、取組開始1時間近く前に自席へ向かった。すると先客あり。30人ほどの中学生の団体さんに引率教師数名。

「あ、指定の方ですね、すぐどきますから」と先生。聞くと、修学旅行の道中のようで(それにしては朝からとは珍しい)、「本校*1の卒業生が立行司で、その縁で特別な計らいで入れていただいた」とのこと。
立行司って誰だ…と思いつつ、邪魔だてするのも何だし暇でもあったので、先に博物館の展示(現在は「巨人力士と怪童力士」がテーマの展示。身長227cmとかあってコワイす)や館内の売店をざーっとからかってから戻ってみる。すると、中学生の一団は1ブロック向こうに移っており、その一団を前にして語っている、ワイシャツ姿の小柄な白髪まじりの男性がひとり。

あ、このひとがその行司さんだなぁとは気がついたのだが、よくよく(聞こえているのを)聞いていると「結びの時に場内アナウンスで『座布団は投げないでください』と言っていた」とか語っているので、どうも立行司ではないらしい。さきほど話しかけた先生が「この方です」と名前を指さしたのを見て驚いた。○○うるさくないよ(ry

でおなじみの(?)幕内格行司・木村正直氏。ちょうど話が終わる頃に取組が始まり、この場所(前のほう)で見るわけにはいかない、と、話を終えた氏は後ろに下がって座り、引率教師と話しながら何番か見た後に、中学生と挨拶を交わして去っていった。漏れ聞いた話の中には、昔の人は座布団ではなく、同じようなシチュエーションで羽織を投げていた、などというのもあって「へぇ」と思った次第。

序二段上位で面白い取組があるということもあり、昼は弁当にすることに。それも、今場所限りで本人同様勇退となる「栃東のお弁当」に。なかなか素朴な味わい。
で、序二段の全勝対決2番、李も山本山も強くてそれぞれ全勝で本割を終了。千秋楽の優勝決定戦が俄然楽しみに。
このふたりのそれぞれの一番を裁いた式守一輝による「り〜」の勝ち名乗り。

つづきは別エントリーで。

*1:最初「香港」と聞き間違えた。あれ?と思ったが…