/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

デフリンピック

実は、デフリンピックという大会があることを、下記の記事を拝見するまで知らなかった。不明の至りである。
デフバレー!|ふじなまさきなまの「俺は強い」

パラリンピックという大会以上に、デフリンピックって知られていないなぁと思うことしきり。
調べていくと、どうもデフリンピックパラリンピックはそれぞれの立ち位置に異なる部分があり、それゆえに別々の大会になっているようである。
第20回夏季デフリンピック Q&A集

4. パラリンピックになぜろうの選手が出場していないのですか?
 国際パラリンピック委員会が1989年に発足した当時、CISSも一緒に取り組むことが確認されましたが、国際パラリンピック委員会デフリンピックの独創性について理解を深めなかったため、1995年に脱退せざるを得ませんでした。
 以上の経過により、パラリンピックにろう者の出場がない状況が続いています。なお、デフリンピックの独創性とは、コミュニケーション全てが国際手話によって行なわれ、競技はオリンピックと同じルールで運営される点にあります。また、パラリンピックがリハビリ重視の考えで始まったのに対し、デフリンピックはろう者仲間での記録重視の考えで始まっていることもあります。

デフバレーに関するヴェルディの取り組み、かかわりについて、非常にうなずきながら読み進めたところである。
今年東西インカレを見につくばに行った際(シッティングバレーは去年の東西インカレだったもよう。プロモーションビデオで見ただけですごいと思った。尤も行けなかったが)、ちょうどセケンは女子バレーの大プロモーション活動中で、未成年メンバー飲酒事件なんてぅ妙なおまけもついてしまったわけだが、テレビに映らない、報じられない部分で地道な活動をしているバレー人がもっともっと注目されてよいんだろうなぁと思ったものであった。そして今もそう思っている。

そういえば、東西インカレのドリームフォーラムでは、手話の人と字幕の人が、その内容を多くのろう者に伝えるべく奮闘していた。こういう活動も非常に大切だと思った次第である。