/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ネーミングライツ

チームから企業名を取っ払ったとて、競技場に企業名がばりばり入っていくこのごろ。
勿論それは命名権の問題であり、チームについている企業名とは同じに考えるわけにはいかないのだが。

新潟関連でこんなニュースが出ていた。
県、新潟スタジアム「競技場名」売却へ asahi.com : マイタウン新潟
新潟って人がいっぱい入って盛り上がっているイメージがあったので、正直驚いた。

  • 収入の8割がアルビレックスの公式戦使用料、主な支出は芝生の手入れや電気機器の保守点検
  • 利用日数が、芝の養生の関係で年100日に制限される
  • 命名権を売ることにより、現在の赤字の約半分が補填可能の見込み

愛称の「ビッグスワン」の存続についても交渉次第、ということのようである。
「亀田のあられおせんべいスタジアム」「ハッピーターンスタジアム」「ばかうけスタジアム」「(・○・)スタジアム」……帯に短し襷に長し、だなぁ。

一方、鹿島ではこんな話が。
野球vsサッカーの仰天バトル勃発…カシマ消滅危機(ZAKZAK)
「カシマ」とて、勿論チームや都市の名前のことではない。茨城県が赤字に悩まされているカシマサッカースタジアムへの打開策として「指定管理者」を募り、これにオリックスグループが手を上げた、という。オリックスグループは「命名権売り出しにより赤字解消」を挙げてきているため、これが通ると「カシマ」の名が消える危機…というわけだ。
そこでアントラーズ自体が指定管理者に立候補した、という。

日刊スポーツではこの記事より前に
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-051102-0027.html
という記事が載っていたのだが、これは決まったということなのか…
(参考:http://iwasaki-tax.cocolog-nifty.com/sports/2005/11/j_dc6c.html
非常に参考になる)

ネーミングライツ自体はスポーツマーケティングを考える上では重要なファクターなのだろうが、そこがどこかわからない*1のは問題だなぁとは思う。地域性がわかるキーワードは、せめて残しておいてほしいなぁと。
追記:新潟の件について(&他の例)触れられている記事
ビッグスワンのネーミングライツ (ぐっちいのスポーツを読もう!)
大分のiichiko総合文化センターっていいなぁ…。新潟もコレっぽい収束をしてほしいなぁと思うのだがさて。

*1:フクダ電子アリーナとか、Yahoo!BBスタジアム消滅翌年に別の地域にヤフードームがあったりとか