/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

完結するのかわからない、ファン感謝祭レポート@おんせん県(0…たぶん予告)

かつてこういう記事を書いた、緑の血が流れているような気がするわたくしではあるのだが、この週末は南のほうへお邪魔していたのである。よく2月とか2月とかに試合を見にお邪魔している南のほう。温泉がぽこぽこいっているところである。人間、何がどうなってどうなるのかわからないというものである。そして、たぶん、この旅が、しばしの旅の区切りになるのだろうなという思いも、そこにはある。

大分三好ヴァイセアドラーのファン感謝祭に行ってきた。きょねんも、同じくらいの時期に行っていた。ことしは、4月の頭くらいに時期が発表されて、1週間くらい前に案内の葉書が届いた。そして、そこに書かれた実行委員の名を見て、必要以上に胸が高まったのは否定しない。しないって。

前日

せっかく遠路はるばるするわけだし、前の日の練習も見られればと思って、金曜日は早めに目的地に向かってみた。飛行機2本乗って行くところがホームであるわけがないのだが、2本目の飛行機を降りたところでほっこり。「あああ大分あああああああ」みたいな感じになってだ。知らず知らずのうちに、この地が自分にとって尊く大事な場所になっていることを思い知る。そういう心の起伏を高めていくための小道具としてのソラシドエアとアゴゆずスープってのはありげ(

宿に荷物を置いて荷物を受け取って、それからそろりと明日の会場(という名の本日の練習場所)に先乗りしてみる。歩くには時間と気温に難があるので、初めて最寄りの坂ノ市駅からタクシーに乗ってみた。6人くらい乗れそうなタクシーにひとり。結局さきのオーナーであるところの「TOTO体育館」のほうが通りが良い件…で、なんとか着いてちょっとだけ練習を拝見し、そのあと暫く設営を拝見していたら、実行委員の中で最年長とおぼしき方が近づいてきて「すみません明日の準備がありますので…」と柔らかく終結宣言をしていただいたりしたのである*1

宿に戻って、おもむろに、コンパルの帰りに寄った記憶のある別府冷麺の店に伺って、それからそのまま駅の方に向かい、気がついたらエレベーターを上にのぼっていた。服みたいなのを着て入る、露天風呂、それがまた趣き深かった。夕焼けを見ていたと思ったら、気がついたら星空になっていた。きょねん見たゆふいんほどじゃないけれども、星空は、確かにそこにあった。

当日朝

大分三好シュポルトハレ、というのが、当日会場の本名である。前日とは異なり、最寄り駅から会場まで、無料送迎サービスが発動されるということらしいのである。前年もお世話になったのだが、そのときハンドルを握った方のその名は案内葉書に書かれていたので、一抹の文様を思うのであった(なんかちがう

ターゲット時刻のちょっと前まで、大分市美術館に行ってみることにした。国体予選(2015年夏)のあとにいったOPAMに続き、美術館こんぷりーとだぜ、みたいな感じではあった。建物の中もそこそこ暑いので、ゆっくりと常設展を見て、それでもいろいろ歴史に触れたいな(でもいつかな)と思っていたのであった。そして目指す時刻のJRに乗って、坂ノ市駅に向かった。

坂ノ市駅に停車する、上り下り合計3便の列車到着に併せ、送迎しますよという案内が出ていた。きょねんはこのふたりが送迎担当だった。ひとりはチームを去り、もうひとりは葉書に名前が載っていて、果てどうしたものなのだろうかと思っていたら、リーグなどでよく見かけるおおきなくるまを御して駅で待っていたのは、なんと小川監督と永田トレーナーだった。最寄り駅から歩いたら50分くらい、タクシーだと1000円強、という絶妙な距離を絶妙にカバーする、絶妙な送迎スタッフさんであった…。入口で待ち構えて笑顔で手を振っていたのは、開幕2戦目からレギュラーを掴んで離さなかった、あのがたいのいいMBであった。

永田号に乗って無事に着いたシュポルトハレで、入口に待ち構えているのはこんな看板だった!

尤も、この小川監督は実物よりもちょっとだけ小さめ。

ファン感謝祭への参加資格として、ファンクラブ会員であること、というのがあるので、入口で会員証を見せるなどしているのである。そして、このタイミングが最適なので、あと1月で切れる会員資格の更新も併せてしたのである。
その書類としばしば勘違いしそうになったのだが、このイベントへの参加申し込み書類というのは別途あって、申込(登録)書、イベント(綱引きと判明)への参加希望証、おたのしみ(?)抽選会への投票券、などで構成されていた。

抽選会への参加申し込みは、ターゲットとなる選手のハコにその票を入れるところから始まったわけである。新人さんのハコも、ほらこのとおり。

会場に足を踏み入れたら、そこはまたわんだらんどで。2006/07シーズン以来、このチームに所属していた選手が、めいっぱい壁のところで紹介されていた。
[OP]
[L]
[MB]
[WS]
[S]

時間は刻一刻と過ぎていき、なんだか見る側はどきどきしてきた。定位置と目された場所にようやく司会とおぼしきひとが配備され、イベントは静かに始まろうとしていた。

「シカイノハマサキユウヤデス」

(続くのか)

*1:設営準備は見ていてよかったんだべか