/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

結果だけが怖い試合、まもなく

Vリーグは今日明日で「チャレンジマッチ」がおこなわれる。会場は秦野。
チャレンジマッチはV・プレミアリーグV・チャレンジリーグ、ふたつのカテゴリ間での「入れ替え戦」にあたる。2006/07シーズン(V・プレミアリーグV・チャレンジリーグという呼称になり、いずれもVリーグ機構の配下になったのもこの年)からこの名称となった。

以降中止になった2010/11シーズンを除き、毎年毎年この時期に直面する結果にいろんなことを考えたり考えなかったりした。その前半、思索の中心にあったのはFC東京だった。何せ、チャレンジマッチのはじまりは、あの「長岡」だった。今でもあの「長岡」が終わったあとのことは何度となく反芻してしまう→本日限りの叫び - /ja あやつる YmrDhalmel

普段の観戦であれば(リーグ戦でも)勝敗と内容とその他もろもろ…は等価になりうる。しかし、この試合に限って言えば、試合の結果が全てだと言わざるをえない。試合の結果によってその先に見える景色と次に迎える状況が変わってしまうという状況が、厳然として存在してしまう(所謂「綺麗に入れ替わる」状況自体が少ないので、ある程度のところは想像にすぎないのだろうが)。

つくばにとっては2度目のチャレンジマッチ進出で、その対戦相手が「あの」FC東京であることに、わたしはたぶん必要以上に震えている。チャレンジにいた際には、それこそチャレンジマッチ進出に向けての大きな壁であったチーム。チャレンジの本割りでは確かFC東京がすべて勝っている。ただ、それはFC東京が上がっていったから、2009年3月のカピオを最後に実現していない組み合わせ*1である。加藤陽一移籍加入はその半年後のことだし、今チームの中核を担っている大学新4年世代は2010年の入学である。監督も替わっているし、チームの体制や運営団体も実は様変わりしている。
どうなっても、どのように試合が動いても、飛んでも、跳ねても、転んでも、何が起こってもおかしくない。だが、どういう結果を受け容れるのも時間がかかりそうで、震えている。
FC東京大分三好も、壁の高いV・プレミアリーグの中で、それぞれの色をちゃんと出して、この競技における「人材」を非常に広く遣って、前に進んできたチームだと思っている。だから…非常に怖い。ジェイテクトがここ数年魂だけではないいろいろなものを注いできたことについても、ドキドキしている。

どうしても、怖い。

試合は10時から1コート展開で、最初の2試合が女子、あとの2試合が男子のカードとなる。

  1. パイオニアレッドウィングス(プレミア8)-上尾メディックス(チャレンジ1)
  2. デンソーエアリービーズ(プレミア7)-日立リヴァーレ(チャレンジ2)
  3. 大分三好ヴァイセアドラー(プレミア8)-ジェイテクトSTINGS(チャレンジ1)
  4. FC東京(プレミア7)-つくばユナイテッドSun GAIA(チャレンジ2)

*1:あ、サマーリーグとかは別ですよん