/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

開幕、そして10日前

ブラジルで昨日(現地時間)開幕した世界ジュニア選手権。当地との時差がちょうど12時間であるゆえ、本日は「起き抜け、出る前」に見るというシフト。画像配信とライスコを横に並べて展開を見つつ、であった。
時間が時間だったので、当方3セット終わったところで家を出たのだが、その後際どいところを切り抜けて、フルセットの末、日本がブラジルに勝った。ということである。
きょうの日本、コートにいた選手も、アップエリアから垣間見られる選手も、みんなそれぞれに弾けて見えた。アウェーで萎縮するのではなかった。それで、観ているうちにどんどんカラダが前のめりになった、ような気がする。

ブラジルは立て直しを図ったのか、それとも経験を積ませる意味でなのか、第3セットに大挙4選手を入れ換えていた(そのうち1選手が第4セットも出場)。それぞれのチーム…というかそれぞれの国がどこにピークを持ってくるのか、それぞれの年代、世代、ステージで何をどう考えるか…という違いはなにかとあるんだろうなぁという気はしながら見ていた。その違いがどこにあってそれぞれにどうか、というところは上手く言語化出来なくはあるのだが。

まずは日本チームが世界ジュニア選手権という舞台に立つ姿を見られること、ライスコを追えること、凄まじい写真を多々見られること…すべて、去年アジアの激戦を制したこのチームが掴んできてくだすったことで、そのこと自体に今更ながらも改めて感謝し、胸を熱くするよりほかないのだが、それに加えて激戦のラウンドで開催国のチームに食い下がって勝利を収めたということ自体に対して、じわじわと湧いてくる力を抑えきれないのである。
日本だっけか、日本じゃなかったっけか。「年少の世代では力を発揮するのだがシニアになっちゃうと…」といわれてしまうのは。今の力の入り方はそういうことなのかもしれないが、それでもやっぱりこのチームやチームを構成する選手が、その先のどこかに繋がっていくことを密かに願っていきたい。まだまだ進行中で発達途上で、しかもこの大会が終わったらそれぞれの途を行くことになるチームをしかと見届けていきたい(だからあすもはやおきだぜ)。

気がつくと右上に出したカウントダウンが「10」になっていたユニバのおにいさんチームについても、ジュニアの活躍と勢いが後押しする力になればほんとうに嬉しい。こちらについてはまた追って書く。