どの角度から見るかによって
まぁ結局行き着くところはひとつかなって感じはするのだが、立ち位置によって文章のとらえ方って変わって来ちゃうんだなと自戒も込めて。
サマーリーグはあったほうがよいのか
という視点と、
サマーリーグは現状のままでよいのか
という視点は、ちゃんと分けておくほうがいいんじゃないのかなと思った。
サマーリーグとは
夏季に開催される非公式の試合である。プレシーズンの一つで、米州ではアメリカメジャースポーツの登竜門に位置付けられる。
とある。
バレーボールの場合は、目指すところがここなのだとしても、現状どうなのかといわれるとよくわからない。
この件については、「排球ガゼッタ」さんの記事にある
若手選手や出場機会のなかなかない選手が出場の機会を持つ大会なのはわかるのですが、そこにはもちろん「いずれはトップチームで試合に出るために」という目的があるわけで、もしこれが、そういう選手たちに「出るチャンスを与えてあげるだけ」の大会なら、やる意味はないに等しいといっても言い過ぎではないでしょう。
という一文がやけに響いてしまう。「結局帰って来ちゃったらいっしょっすか?」的な。サマーリーグで活躍して見出されて、そのチームの中心になる選手というのがどのように出てくるのか。これは今年から見届けてみたいなと思っているところであるが、少なくともこれが選手の引き抜き(抜擢)にはつながらないんだろうなってのはある。
「楽しく考える男子バレー」さんの記事での
若い選手は試合に出ないとヘタになるような気がします。(笑)
ってのはひっそりと同意するところではあるのだが。
そういえば、今とは生観戦:雑誌購入の比率が逆だった頃に、サマーリーグでの活躍が雑誌で報じられていて興味を持った選手がいたのだが、その後ちゃんと見ることは出来なかったなぁ…
もちろん、普段見ることが出来ない選手を見るというファンの「楽しみ」はあるのだけど、そのために存在している大会であるわけじゃない、という切り分けはしておいた方がいいんじゃないかとは思っている。
プレミアとチャレンジの邂逅
これは確かに昨年までのサマーリーグでは大きなテーマだったのだろうが、黒鷲がグループ総当たりになり、さらに冬(?)の赤ボール大会*1で当たることにもなるわけで、ちょっとずつそれぞれの焦点がぼけてきちゃっているかなぁという感はある(あ、黒鷲のちゃ枠は男子4、女子2だが)。
これは整理した方がいいんだろうなぁとは。赤ボール大会における登場時期を早めにすると、そこで若手を使ったりはできなくはないのかとかはちょと思う(そのほうが大会としてのガチ度は高いのだろう)けど、正直どこからどのカテゴリーのチームが出てくるのかってのがわかりにくい現状ではこの件はパス。さらに国体との絡みについても地域差がありすぎるのでパス(パス大杉。
個人的にはプレミア相手にどのくらいやれるのかなぁ。黒鷲の時よりは勝ち負けになるのかなぁ、と、ややどきどき。
そういえばこの件については(去年の記事だが)合同練習試合にようこそ(7/1): どんなとこへこんなとこへが今読んでみても改めて興味深い。両東京サポ、それぞれにそれぞれ「らしい」なぁと今読むと唸ってしまう。あと、iceboxたんのicebox:バレーを変えよう!(これは2005決勝)とか。もしかして、FC東京サポとチャントの掛け合いやったJTの…って…ですよね…?