/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2015春季・北海道1部3日目

さきの週末に終わった総合大会の結果が、学連サイトから展開されている。→https://hokkaidogakuren.wordpress.com/2015/04/29/%E6%98%A5%E5%AD%A3%E7%B7%8F%E5%90%88%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%80%80%E4%B8%80%E6%97%A5%E7%9B%AE%E3%83%BB%E4%BA%8C%E6%97%A5%E7%9B%AE%E7%B5%90%E6%9E%9C/

本日は日高町門別にて1部男女の3日目。門別競馬場から7km、「とねっこの湯」に隣接した施設。体育館はかなりレトロなつくりに見えて、しかも試合前にかかっていたBGMがかなり懐かしめだった。

12時開始で、第1試合が2時間を越える熱戦で、どれだけ長引くかと思ったが、概ね想定される範囲の時間帯で試合は終わった。

北海道大学 3-2 旭川医科大学

22-25 25-23 26-28 25-23 15-9
旭医)4霍田 9中島 8田口 17高橋 10水永 7S加藤 L1河原
北大)2S河野 6神頭 3伊藤 4松浦 1伊波 14佐々木 L5森川
隣接する棟であれやこれやして、開始30分前くらいに会場へ。会場の外までなかの声が響き(だから「あっ旭医か」と改めて認識したわけだが)、会場の中は声が響くというか籠もるというか、だった。そしてBGMがちょっと懐かしめだった。「何も言えなくて…夏」(J-WALK)→「唇よ、熱く君を語れ」(渡辺真知子)。前者が80sで後者が70sだったかぎり80sだったかと思ったら、前者は90年代だったのだなと。

それはさておき。試合が始まる頃には北大応援団も勢揃い、サイド側は少々人口密度が高くなっていた。北大の布陣を見てまず目についたのは、普段対角にいる#3伊藤と#4松浦が並んでいるところ。暫くして、「あれ?」と。通常かなりトスが集中する宇野が出場しておらず、監督席にいる。
OPに入る松浦のユーティリティーぶりにしばしば目を奪われカメラを構えるのを忘れかけてしまう反面、セットが集中しがちになる神頭とか、フル出場はかなり久しぶりとおぼしき佐々木とかへの負荷が気に掛かる。北大が走れそうな側面があって走れなくなるのが、概ねそのあたりのバランスに依るところだったように思えた。
かなり苦しい試合だったものの、ようやく、なんとか「すっきり!」に至ったのではないかと邪推する。北大、これが今季の初勝利。

札幌大学 3-0 北翔大学

25-18 25-18 25-17
札大)5S十良澤(2S:1小野寺) 10トイード 12佐藤健 4大江 7浦 6前田 L16早坂
北翔)13三浦 11S池田 16福士 17小野 9安部 18杉本 L12本間

1年生中心のメンバーで進境著しい北翔が札大にどれだけ食い下がるか、というのは気に掛かっていたのだが、蓋を開けると、札大が一歩上手、おにいさんのおにいさんっぷりを遺憾なく発揮、そういう試合になった感。
個人的には第2セット堪能したなぁと。開幕以来、ここまで、セッター十良澤先発→終盤前衛の3ローテだけ小野寺、という状況が続いたところ、このセットに限ってはスタートから小野寺で、終わり際にサーブが廻ってきたところで十良澤がちょっとだけ、だったのだ。なんというのだろう。たまにはいいでしょもっと見たいけど、という感。そのトスそのものにちからがあって魅せられるってのと、打つのもまた愉しいのと。そして、なんだかわからぬままにコート全体がぱっと明るく愉しくなる感覚が。
北翔は今季初めて山田主将が途中出場。これからじわじわとその存在感を示していくのだろうか。

東海大学札幌校舎 3-0 北海学園大学

25-10 25-16 25-23
東海)3S山本 20戸田 11阿部 19柳町 15稲毛 2奥田 L14藤村
学園)3S土持 1武田 2中堀 4菅崎 13寺島(2S-:7前坂) 10大野 L6村上
難しい試合だった。学園が「何か突破口」を早めに得られたときに、このカードは競り合うのだが、それが、なかなか難しかった。