/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

北海道マラソンを少々

本日は札幌市内で北海道マラソンがおこなわれた。
マラソンの大会って、国内で旅とプレイヤーとの融合がいちばん進んでいる分野なんだろうなと思う。沿道が一定時間交通規制されるので、近隣に住む者にとっても、謎の非日常環境がもたらされる*1
今回の北海道マラソンには、史郎さんがゲストランナーとして走る、というのを伺っていた。11.5kmのファンラン部門である。沿道に見に行こうと思っていたのだが、起きるのがギリギリになった上に、スタート時刻を30分くらい勘違いしていたという体たらくであった。
UHBの生中継を見ると、女子のトップ集団が5km地点(平岸辺り)を通過したとかしないとか。見る地点にしようとしていた北海学園付近はそのちょっと先。急いで支度をして自転車を漕いで行ったら、ちょっと先のほうでランナーが通過していくのが見えた。あうっ…間に合わないか…と思った。
とりあえず学園前駅の駐輪場に自転車を止め、いつも練習を拝見する体育館の真向かいの中央分離帯辺りで、次々と通り過ぎるランナーを見ていた。前に見たときの沿道*2とは、通り過ぎるランナーと沿道の人間の比率が逆っぽい。スタートして間もない(あとから見たら、学園正門の辺りに「7km地点」のボードが出ていた)前半なので、まだまだ集団がばらけないうえに、前述のファンランのコースも兼ねているので、それでひっきりなしにランナーが通り過ぎていく。集団がばらけないので、業を煮やして中央分離帯のスペースを衝いてペースを上げていくランナーも多々いた。手をたたいたりがんばってーと言ったりしつつ、果たして(いくら背が高いとはいえ)史郎さんを見つけられるのだろうか、もう行っちゃってないだろうか…と不安であった。
沿道に陣取ってからだいたい30分くらい待っていた頃だろうか。唐突に、ゼッケンに名前が入って(あとから知ったのだが、ゲストランナーはこのスタイルだったようである)、頭にカメラを巻き付けた長身のランナーが走りすぎていった。「あっ…」ということで写真は無い*3。がんばってーと声をかけた。そのカメラが何を映していたのかはわからないが、どうもUstream中継があったようだ。今回、いろんなことをあとになって知るというのが多すぎて…。前日、地下歩行空間*4で曽田さんとのトークショーがあった、というのも今日になって知ったくらいだった。何をしているのだろうわたくし(次か、次の次のエントリに書くかもしれない)。その後、近くで見ていた方のお知り合いのランナーさんを見届けたあたりで失礼した。
帰宅した頃、中継はトップ集団のゴール目前だった。そのまま放映終了まで見たが、多くのランナーのゴールはそのもうちょっとあとだったと思われる。雷も鳴ったがだいじょうぶだったのだろうか…
前に沿道で見ていたときも思ったのだが、走るひとってほんとうに増えたし、ひとつのおおきな大会を通じて、とても多くのひとの繋がりが生まれるものなのだなと感じさせられる。家の付近でもランナーをしばしば見かける。みんなすごい。
わたしも、そのうちせめてこのマラソンコースを自転車で走ってみようかな…などと考え始めている。所々記憶に残っている場所(たとえば北大構内とか)があるので、その前後を繋げてみたい。そして、その次には、ある程度歩いてみるとか、微妙にハードルをあげて行こうかな…。

参考

今回ではなく、4年前に見た沿道、ゴール付近→20090830|Hokkaido Marathon | Flickr

*1:そのあたりはもちろん賛否両論あろうが、とりあえず置いておく

*2:現在のゴール地点である大通西7だか8丁目、あるいはそのちょっと手前の道庁赤レンガ付近

*3:そもそも修理中でカメラが無い

*4:金曜日に通り過ぎたが、既に北海道マラソン歓迎ムードで溢れていた