/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

街の重心

結局苫小牧まで2往復、の週末と相成った。札幌苫小牧間は普通列車*1だったり、特急だったり、バスだったり。どれも快適だった。苫小牧市内では歩いたりバスに乗ったり自転車に乗ったり*2タクシーに乗ったり。道はほんとに平坦で、なんだか空は高くて、でもなんというか観光にというのもちょっと違って、函館や小樽の時みたいに終わってからゆっくりするということにはならなかったのだが…それこそ登別なり室蘭なり、もうちょっとだけ足を伸ばせばまた違ったのかもしれないが。

実はわたし自身苫小牧に行ったのが小学生の社会見学以来だった。

明野中学校から総合体育館まで乗ったタクシーの中で運転手さんに伺った、「イオンが出来て、街の中心がずれてしまった」ということばがやけに余韻を持った。今回イオンに行ってはいないのだが、会場のひとつである苫小牧総合経済高校からとてもよく見えた。確かに地図を見ると、イオンの中のみならず、ニトリだのゼビオだのしまむらだのオートバックスだの…大きめの店舗がイオンを囲むようにして周辺に建ち並んでいるのがわかる。
そして、駅近辺は少々厳しい感じである。駅からの高速バスも、ちゃんとイオンの前に停まり、そこで客扱いをしていった。
苫小牧の場合、更に東の沼ノ端あたりが非常に熱いとも聞くし(どういう文脈で聞いたか忘れたが)、日頃街を見つめるタクシーの運転手さんにとっては、その街のありようが変わっていることが手に取るようにわかるんだろうなぁと思う。

以前街とイオンについてブログで書いたことがあった。あれは富士宮だった。かなりインパクトがあった。尤も、わたし自身の住環境にはあまり縁がないからなのか、このあたりの感覚、実はあまり実感が伴わない。先日小樽で捜しものをしたときにも、実は小樽駅ではなくでかいショッピングモールのある小樽築港辺りで探した方が良かったのかもとか思ったなぁ、とか、いろいろ繋がった。

最近あまちゃんをそこそこ見るようになって、GMTの曲について書かれたあるついーとをきっかけにして「地元」についてぐるぐる考えた。なにがどう地元なのか。そのことばの遣われるシチュエーションによっても変わってくるのかなぁとか。その、いろんな「地元」が同じようなかたちで各所にコピペされているという話は机上では聞くけれど、実際にどうなんだろうなぁというのは若干疑問だ。同じ店があってもあそことそこは違うんだべ…と、どうしても考えてしまう。ノスタルジーなのかなぁ。

タイミング良くはてぶ経由でこーいうのを見てしまったが、そもそもイオンモールでは試合を見られないからなぁ(そういう話か?)。

*1:札幌千歳間は快速エアポート

*2:駅前で借りることができる