/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2013年春季関東1部開幕

宿からかすかに東京ドーム方面の光が見える。

いつになっても、いくつになっても、1年のうちでこの日を迎えるときはえらくどきどきする。これから、12月まで、形を変え、場所をちょっとずつ変えながら、その幸せな時間は続いていく。

今日がおそらく関東春の最初で最後の観戦になるのだろうからと、(ほぼ)最初から最後まで高みの見物としゃれ込んだ。
何せ、12チームもあるからのぉ…

新4年生のレギュラーがいるからぁと思って、正直東日本デビューくらいだとたかをくくっておりました。すみません。本日は、とても素敵なデビュー戦を見せていただいてなきそーです(って、そういう目であのチームを見たことなかったよ…)

各チームのスタメンおよび感想は、夜が明けてからにする。夜が明けてからの目的地は、東京体育館の予定。

そして、夜が明けた。

ほぼすべてこちらに書いていただいているのだが。

12チーム、それぞれについて簡単に。(順番はいつもわからなくなる秋の順位=プログラム掲載順に)
もちろんファーストインプレッション的な初日のスタメンなわけで、これからいろいろ調整もあらぁかと。
文中敬称略。

日本体育大学

1渡辺(4) 9田井中(4) 20山田(3) 31峯村(1)(2S途中-:24緒方(2)) 19小宮(3) 2中村(4) L34山本(1)
1年生2人をスタートから配してくるとかなんとなく日体のイメージじゃない感じがした。
4年生になった面々がもう4年生ナノカーと驚いたり。特に田井中。ことしはシーズンを通じて活躍できるとええなー(遠い目)

そしてちっちゃい34番がはじける。白鉢巻の初々しさともろもろに臆せずにコートの隅をきゅっと締めるだけのふてぶてしさ…が同居する。胸のあたりでちっちゃく両腕を上げるガッツポーズがなんともかぁいい。勝手に桐島のモデルだと思っている(ぉぃ

筑波大学

1久原(4) 7田城(4) 8出耒田(4) 13山川(2) 18兒玉(1) 2前田(4) L10竹澤(3)
あまり見られなかったのだが、思わぬ試合展開で後半見ることができた。
筑波といえばついつい前の週に思いをいたしてしまうが、そうじゃないところがなんとも新鮮に飛び込んではきた。ユニフォームのブルーがどちらかといえば近大おされぶるーに黄色を混ぜたような、けっこうはっきりした色になった。万年筆のインクに入れてみたい。(しかしー、りべろのゆにふぉーむのー、せばんごうがよめなーい)。
宿で借りたPCでできたとこだまが変換できず、某記事の文字のところだけこぴぺさせていただいたと事後報告。
そういえば全日本のサトウ新監督がちらと見に来ていて、筑波がセットを落としたところで帰っていった。先週もみてたんでそ。

慶應義塾大学

1岡田(4) 3益田(4) 8稲田(3) 9柳田(3) 12野口(3) 6星谷(4) L16野瀬(2)
なぜかわからんがここまでサーブ順でキャプテンからのオーダーが続く。
慶應の試合もかなり早く終わってちゃんと見ていない。この日取材に来ていたフジテレビのクルー*1がずっと試合に張り付いていたが、どんな絵になるのだろうか。
ことしもチーム全体的に献身的なのだが、いきなりセット間に「その応援慶應?」というのがあって驚いた。(そしてその後、その応援のオリジナルっぽい国士舘でさらにぶっとんだんだが)

中央大学

21関田(2) 2傳田(4) 17今村(2) 1新井(4) 11手塚(3)(3S:10井澤(3)) 5早坂(4) L4森(4)
昨日の試合だけではなんともいえないことにしよう。
じゃなくて…

しばしば中央を見てると「サイド3枚」という言い方をする(いわゆるレフトもOPもいっしょくたにしてそれぞれについて考える)ことがある。最初見てたときはそんな感覚で見てた。ただ、レフトに配された今村はレセプションには入っていない模様。(その後終盤「サイド3枚」内のローテは変わった)。
なんかでんでんがきゅうくつそうにみえてしまったのはきのせいかなぁ。
チーム全体的に何らかのアクシデントがあってそれを引きずってとかではない感じがするので、これから、ですかのぉ。
早くも日曜が東海戦で、しかも、タイミング的に見られないのは、かなり残念なのだが。

順天堂大学

22堤(2) 2細中(4) 3伏見(4) 5佐野(4) 12廣瀬(3) 1藤井(4) L20館石(3)
いろんないみでむちゃくちゃや()
おそらくいつものごとく、12月になったら懐かしく思い出せる感じ…になっちゃうのかなぁ。ポジションってなんだろうという感じのスペクタクルなアレではあるのだが、守備的にはいろいろ目をつぶりたいポイントが多すぎて、かなりリベロに負荷がかかってるみたいにみえたんだが、館石はだいじょうぶなのだろうか(小芝出る気配なく…)

ちなみに各セットとも交代枠はフル活用なのもいつもどおりの順大。藤井←→15柳田もおり、伏見←→33渡邉峻、佐野←→21山崎、という感じで。ちなみに山崎はながそでくん。

早稲田大学

11福山(2) 9専田(3) 7濱松(3) 3七里(4) 1吉村(4) 19山口(1) L2本間(4)
部員が増えた。1学年で+8って、これまでの早稲田を振り返ってもそうそうないんじゃないだろうか。
あまりちゃんとは追えなかったのだが、見るとせんだーーー、というじょうきょうだったり、七里が飛び込んできてたり。また見られるかしら。

明治大学

2新(4) 10杉本(3) 5佐藤(4) 1大塚(4) 6飯塚(4) 3鎌田(4) L22瀧野(2)
ユニフォームが変わっている。襟がなくなってちょとしゅっとした感じになっているし明治のMの文字もシャープになった(やきゅうの帽子のと同じ感じかしら)。
チームはスタメンに4年生が多く、なぜかどこからか1桁背番号が並んだ折の青学女子(っていつだっけ)を思い出した。昼間の明るい時間帯だったので、きゃぷてんがえらく白く見えた。

東海大学

35椿(1) 1鶴田(4) 22栗山(2) 3池田(4) 31久原(1) 12鈴木頌(3) L2大西(4)
7年(だっけ)に及ぶ長期深津政権にピリオドが打たれて誰がセッターになるのだろうと思っていたら、1年生がやってきた。186cm。大きく見せる感あり。ただ、バックトスはなんともダイナミックすぎる。
#31久原は筑波主将の実弟。そのうち兄弟対決があるのだろうか。あるのだろうなぁ。4年と1年。いつか1枚に納めてみたい。
秋に負傷で戦列を離れていた池田を久々に見て「おお、いけだーーー」などと声を上げていた。鶴田が実にキャプテンっぽいのも想定どおり。すずきしょうたももう3年なのか(いや、2年…ってそれすずきしょうたちがい)。
四高からミドルがふたり入学してた。

専修大学

19富田(1) 1長友(4) 13高橋(2) 12藤中(2) 8山本(3) 4板宮(4) L23池田(1)
今季の台風の目…とは思ってみていたが、ひょっとすると台風の目どころの騒ぎではないかもしれない。
妙に出来上がった感があるように見えて、実はかなり波があってふるふる震えそうなのも、また、このチームの魅力。

東京学芸大学

5加藤(4) 9堀込(3) 3柴(4) 15柳澤(2) 14大西(3) 19樫原(1) L7白川(3)/11齊藤(3)
プログラム上#1の大和田主将不在ぽく、キャプテンマークは#2渡邉の腹の下。
ある程度想定していたこととはいえ、かなり厳しい感。現況の1部、この長丁場でどのくらい戦いきれるのか。いい意味で開き直りが出てくると…、と初日に感じてしまったのだが、予感が当たっていなければええなぁ。

法政大学

9池田(3) 19田中(2) 1小川(4) 15木村(3) 10村上(3) 20長谷川(2) L6神谷(4)
筑波にあと1歩まで迫るフルセット。いや、あれは、迫るというよりは、つかみかけてたといっても過言じゃなかったろうなぁ。筑波の背中になんか縦線が見えてた感じがしたのと対照的に、いっちゃえいっちゃえーーとええ感じで乗ってきていたからなぁ(でも、それをちょっとした、ほんとにいってしまえば「みす」でどっかもってっちゃうあたりもだなぁ)。流れ研究の検体になるのかどうか、という不思議な試合だったなぁ。

サウスポーの小川主将(なぜキャプテンマークがテーピング)が攻守で締めている。3年生勢に妙な華がある。「あの28番」(名前で呼べよ〜とセット)がもう15番なんだものなぁ。

国士舘大学

27池田(2) 40福島(2) 31奈良岡(2) 15権藤(3) 3佐々木(4) 28伊藤裕(2) L1峰尾(4)/18古田(3)
そういえばバナナの王様を聞いた記憶がないぞ(そこからか)

試合前のアップ時に、キャプテンマークが誰にもついていないことに気がついた。#1の峰尾はリベロだし、部の組織的にも主将だし、いったいどうなるのだろうと思ったら、試合開始直前に#28伊藤の腹の下に納まっていた。
土曜日の試合でリベロが試合中に入れ替わっていたのって、学芸と国士舘だけかもしれない。

国士舘は昨春以来の1部返り咲きなのだが、例の応援がさらにパワーアップしていた。ドラクエ3のテーマに乗せて踊り「こくしこくしー」と叫ぶパターンの中で、なぜか突っ張りポーズをして「りきしりきしー」などの亜種が増えていた。相手のサーブのときに「来いっ!」と叫ぶのもかなりすてきではあった。

雨雨権藤雨権藤(特に意味はない)。

*1:BS新番組の、のようだ