/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

今季最初が最終週:2011/12V・プレミアリーグ堺大会

さしあたり…きいろいです。扉絵にマスコットはマイブームです→2011/12VPremierLeague|V・プレミアリーグ | Flickr

以下、見た試合に関する、雑多なるメモ。思い出したら思い出したベースで追記するかもしれぬ。

2012年3月10日

10時過ぎに関空に降り立って11時前に堺着。駅から新日鐵体育館方面へのバスは30分に1度。近くに止まるのを含めてもそう増えない。ちょっと先にあるJ1直行…じゃない…「J1」系統のJグリーン堺クラブ方面へのバスに乗って引き返すとどのくらい歩くんだろう、とは思ってみたものの、実行に移すのがちょと怖くて次のバスを待つなどした。
試合開始まで1時間を切っていた。ブレイザーズ肉まんは売れてしまっていたようで、調達できなかった。
何と言ってもこの会場は場内(アリーナ・スタンドを問わず)飲食禁止。あとから気がつくのだが、むしろそれくらいでちょうどいいのかもしれないという事情も。

パナソニックパンサーズ 3-0 堺ブレイザーズ

25-17 25-22 25-20
B)19今村(2S途中-:8金井) 4北島 1松本 7エンダキ 3石島 12横田 L2井上/14坂梨(7:3くらいか)
P)13枩田 1清水 11チアーゴ 6白澤 16大竹 15福澤 L17永野
ともにセミファイナル進出が決まっている同士の対戦なのだが、一方的なパナペースになった。ホームゲームの筈なのだが、なんというか、堺は悪いところを出し切ったような展開になってしまった。全日本監督氏がよく見える席で観戦していたのだが、まだ何をどう仰っていたのかは把握できていない。
パナは非常にいろいろな歯車がうまく廻っていた感がする。チアーゴすてきだ。清水が吹っ切れてきてたのか、非常にわたしのファインダーに愛されるような表情が随所にみられた。
堺に関しては唯一(?)松本がスパイク賞ラインをキープする打数と決定率であったというのが特記事項。
守口からは、サントリーが花巻行き4番目の椅子を掴んだというのが伝わってきていた。

大分三好ヴァイセアドラー 3-0 FC東京

25-20 25-22 25-21
T)30手塚 18山本雄 10山岡 11グラディナロフ*1 15衛藤 28前田 L3福田誉/23山本洋(8:2くらいか)
O)21高橋和 13中島 10オンテレ 7細川 2徳丸 18山田 L14橘
試合間にWC休憩をと思ったら、試合開始ギリギリまで列がえらいことになっていた件。観戦を前提とした施設ではないからか、そのあたりの環境に期待するのは難しい…というのはあるんだろうなぁと。飲食できないハコで、飲食スペースでも控えめにしていた方が良いということである。
阿部がベンチを外れていた東京は、前田にキャプテンマーク。
第2セットで大分三好は細川からになるよう半周ずらし、第3セットは東京がそれに追従した形で半周ずらしていた。
なんというか、4月が近いのか…はさておき、大分三好は非常に充実していた感。オンテレオンテレでもなく、徳丸中島といったミドルの存在感がけっこう前に出てきていた。細川も良かった。山田はそうしたかったのかな…というようなところは感じた。そして出来てた。のかな…
尤も、自席が大分三好応援団の真下だったので、その応援を楽しんだという側面はある。つーかいつの間にこんなに面白いことになっていたのか。TVで見ていたらちゃりーんちゃりーんとコインが飛んでいたが、この日はコイン控えめであった。太陽にほえろのテーマとスキャットマン・ジョンを混ぜると危険ではないことを知った。「じぇーーーむす」*2に気がついたのは翌日の話。
テレビでは迫谷ばかり見ていた記憶があるが、きょうの大分三好リベロは終始橘だった。怪我をしていたと聞くが。

2012年3月11日

1年前のことを思い出す。思い出しても今整理して書けないことの方が多い。朝起きてテレビをつけたら特番ばかりだったのだが、ちゃんと咀嚼できる状況にはないと思ったので、早めに宿を出ることにする。そのあたりのところは…うぬ、とにかく黙って花巻へ行く。その前、レギュラーラウンドさいごの試合。
試合開始前に向かったのは、ドラマ「カーネーション」の舞台でもある岸和田。堺からは特急で1区間。特急料金のかからない席に座って向かうと、何やらウォーキングのイベントがあるようで、そこそこ盛り上がっていた。天気も良かったので小一時間散歩する。街並みには惹かれるが、街並みというのは、あくまでも、その住人のために成り立っているモノなのだろうともまた思う(そのあたりは別途書ければ書く)。

岸和田から堺で降りてバスを待っても良かったのだが、何となく思うところがあって、1駅先の七道まで向かった。そこから徒歩で30分弱。煙突の煙の見える方へ。まだ晴れていた。
第1試合開始前に黙祷。

堺ブレイザーズ 3-0 大分三好ヴァイセアドラー

25-22 27-25 25-17
B)5内藤 7エンダキ 10千々木 12横田(3S:18大道) 8金井 3石島(2S-:9名田) L14坂梨
O)21高橋和 13中島 10オンテレ 7細川 2徳丸 18山田 L14橘
両チームともリベロは1人運用。
というか、というかというか。堺はメンバーを大幅に入れ換えてきた。ずっと出ている内藤とかえらく久々である。リベロは坂梨固定だし、セッターは金井軸だし、そして千々木が初スタメン。なんつーか…なんか妙なスイッチが入ってしまった。
スイッチ入れたは良いが、第1セットは自席の逆サイド。このまま何ごともなく1セット取ってこちらにまわってきてくれますように的な感覚がえらく久々だなぁと我ながらびっくりした。第2セットは終始もつれていたが、デュースからの内藤の連続ブロック、鳥肌が立った。
結果的に、1試合の中で、ではなく、別の枠で別の試合を遣って、ということにはなったのだが、なんというかチームの中にどよーんとしたものがあったとして、それをセミファイナル前にうまく振り払えた試合になっていたらそれで十分なのだろうと思う。ヒーローインタビューは金井→坂梨→松本(本日はまったく出場せず、しかしスパイク賞ほぼ確定ということで)。
この頃(ちょうど坂梨インタビューの頃だったと思う)、守口では豊田合成サントリーにストレートで勝利し、高松がインタビューに答えていたと聞いた。…ぐるぐるとこのあたりのことを思い出していた。
試合が終わったらさすがにちょっと喉が渇いた。外に出てみるも雨。かさなし。

パナソニックパンサーズ 3-2 FC東京

25-22 23-25 25-16 18-25 15-10
T)10山岡 11グラディナロフ 14加賀 28前田 30手塚 18山本雄 L3福田誉
P)5山本隆 11チアーゴ 6白澤 16大竹 18谷村(4S途中-:8川村) 3山添 L17永野/7山本拓(ほぼ半々)
東京、昨日土壇場になるまで出なかった加賀が本日はスタートから。ベンチアウトだった阿部もベンチに。パナソニックはかなりメンバーを入れ替えていた。福澤が出ないということはそれこそ松本スパイク賞確定ふらぐか…(それじゃなくとも分母がかなり違うので、追い越すまではなかなか、ではあったのだろうが)などということを思った。リベロは10点くらい毎に(だからローテ単位での交代だったように思われる)交代で1人ずつ、という運用であった。
東京は粘ったが及ばなかった。勝ち点1クラスの試合が多かった気がする。勝ちきれるようになったら、それはそれでまた怖いが、今季はひとまずチャレンジマッチを回避して余りある5位での終了となった。
その頃、守口では大どんでん返しが…だったわけで。何といって良いのかわからないのだが。うぬ…

帰り道、なんとなく機内でのぼせたのは、気のせい。たぶんきっと気のせい。

*1:っつーかミロ

*2:オンテレが活躍したときに流す、同名のカー用品店のジングル