関東大学リーグ6日目
本日は男子2部の5試合目。
2部@亜細亜(11:00)
早稲田大学0-3宇都宮大学
27-29 21-25 20-25
W)21伊藤 1高橋悠 8佐藤 2長内 15倉坂 14市川 L19山田
U)18関川 6高木 12堀込 10大木 19佐々木 13村上 L17高良
本日の亜細亜はあづがった。ご父兄から関係者から普段1部を見に行っている観戦者から…と、かなり多くのひとが集っていたというのと、単に少々気温と湿度があったというのと、試合への楽しみが高まっていくのと、その全て…か。
なんとか亜細亜の特等席であるところの最後列に座ることが出来たのだが、ここも暑いことには変わらなかった。
ともに2勝2敗、ここをどちらが勝つかによって、今後の2部リーグの方向が決まりそうな試合。この試合に、宇都宮大学はWSの武田を欠いていた。代わりにファーストローテに在ったのは4年生の関川*1。あまり試合で見た記憶がなかった。この部分がどう響いてくるのだろうか、とは思った。
立ち上がりは互角。ただし、双方、2〜3点まとまって入っては返す、なんとなくぐらぐらした試合の始まりであった。早稲田は序盤に佐藤が2連続ブロック。1部ではトスを上げていた佐藤だが、現在の早稲田では司令塔として1年生の伊藤が定着していて、佐藤はMBに入っていた。その後高橋悠にもブロックが出るなどして、第1セット中盤まではやや早稲田ペースで推移した。
宇都宮は大木、村上を中心として手堅く得点を重ね、24-22と先にセットポイントを掴んだが、早稲田が粘ってデュースにもつれこむ。それからはどちらにも決め手がなかなかない状態でサイドアウトが続いたが、宇都宮大学28-27からサーバー堀込の変化するサーブが見事に決まった。
第2セットはいきなり宇都宮が3連続ブロックで飛び出す。その後も大木が連続で決めて5-1とし、早稲田がタイムアウトを取った。
第1セットと同様に双方に連続得点が多い。宇都宮22-16から早稲田が2点差まで追いすがったが、最後は宇都宮が振り切った。
第3セットも宇都宮が抜け出した。これでもかこれでもか大木これでもか…と6-0。早稲田も長内、倉坂などが着実に決めて追いすがったが、結果的には宇都宮がこのリードを守ったカタチになった。武田の代わりに入っていた関川も、渋いところでじわじわと利いてきていた。ストレート決着、というのが、これからのリーグ展開にどう響いていくのか。
国士舘大学3-2慶應義塾大学
24-26 25-19 25-23 20-25 15-13
Ko)12瀬戸口 6池澤(2S-:48浜田) 7平野 46井本(5S途中-:3永井) 1石川 45上村 L10浅岡
Ke)23間宮 28村上 8小池 1井本 5小川 22山本 L21川村
双方が持ち味を出し切ったが、土壇場で国士舘がちょっと「強かった」分、そこが勝負の分かれ目になったのだろうか…という感はある。
両方の井本(しかもマッチアップするし)の打ち合いで幕を開けた第1セット。慶應が微妙にリードしていたが、所々でミスもある。慶應が24-22とセットポイントをとった土壇場で国士舘が追い上げ、慶應側にスパイクミスもありデュースに。しかし、ここから慶應が山本、間宮*2と連続で決め、ここまで全勝中の国士舘に対してセットを先取した。
第2セットに入って国士舘はセッターを替える。このセットは10点過ぎから抜け出した国士舘が取り返したが、率直なところ、つけいるすきが全くない、という感じではないように見えた。第3セットはがっぷり四つだったが、最後に追い上げた慶應が追い切れなかった。
第4セットは逆に慶應がリードを広げ、そのリードを守ったまま取り返し、フルセットにもつれこんだ。
第5セットは国士舘がサーブやブロックなどでじわじわとリードし、8-5でコートチェンジ(この間に、ここまで活躍した井本に負傷があったか、前セットまでピンチサーバーでしばしば出ていた永井が交代出場)。14-10でマッチポイントを握った国士舘に、慶應は山本のサーブ時にじわじわ追いすがる。しかし、最後はデュースを目前に国士舘が振り切った。
これで国士舘が全勝を守り単独トップを邁進中。一方、慶應が敗れたことにより1敗のチームがなくなり、2部の上位争いはより混沌としてきた。