関東大学リーグ2日目
本日は日吉に行ってまいります。
1部@東海
東海大学3-2法政大学
25-22 18-25 25-13 21-25 15-13
法政は…昨日見たイメージなのだが、なんだかひと味違ってきている印象がある。このままいったら面白いことになるような気がする。
2部@慶應日吉
慶應義塾大学3-2早稲田大学
17-25 25-16 20-25 25-11 15-10
なんだか不思議な試合であった。慶應はふしぎ面白いのだが、あと3回くらい見たところで、更に味わい深くなるのかもしれない。
国士舘大学3-0宇都宮大学
29-27 31-29 26-24
K)6池澤(2S途中-:48浜田) 12瀬戸口 7平野 46井本 1石川 45上村 L10浅岡
U)7武田 6高木(3S途中-:5生澤) 12堀込 10大木 19佐々木 13村上 L17高良
4点を超える点差にほとんどお目にかかれなかったほど、試合を通じて大接戦であった。全てのセットがデュース。粘り強くデュースにもつれこんだ国士舘が徐々に優位に進め、或いは宇都宮のミスを誘い、結果的には全てのセットを取り、ストレート勝ちを収めた。
それにしても両チーム速い。一つ一つのプレイが速いし、最後に決めるひとのパフォーマンスが、どう考えても常人のそれではない。それこそありがたい解説をBGMにしつつ、エンターテイメントとしてうぉううぉう言いながら(実際言っていたが)愉しみたいのは、こういうバレーである、と言わんばかりに。いちばん目を引いたのは大木であり石川であったのだが、それぞれの対角に位置する武田とか瀬戸口とか、MB陣とか、粘り強くボールが落ちず、そこからざくざくとつなげられてダイナミックに展開していく。すげぇよ。
ということで、時系列的にこの3セットを振り返ってみる。
第1セットは立ち上がりからいずれも一歩も引かない展開。宇都宮が2点取ったら国士舘が2点返す、国士舘が3点差を広げたら宇都宮がじわじわそれを詰める。どちらかが一歩前に出るが、また展開が変わる。国士舘が24-23とセットポイントを取ったが、宇都宮がデュースに持ち込んだ。
以後、国士舘が抜け出しては宇都宮が追いつくという展開が続いたが、25-25から宇都宮が1点取り、セットポイントを初めて握った。宇都宮27-26から、国士舘は瀬戸口が決めて同点に持ち込み、最後宇都宮に2回続けてタッチネットがあり、際どいところで国士舘が先制した。
第2セットはやや宇都宮優位に進む。一時的に4点差が広がったときもあった。
国士舘がやや点差を詰めて16-18となったところで、セッターを池澤から浜田に替えた。この交代を機に、国士舘がよりギア入った感がする。1年生MB上村のブロックが出て、21-21と終盤で追いつく。
ここからサイドアウトの応酬。宇都宮が24-23とセットポイント。しかしすぐに国士舘は平野が切り返し、またデュースに。このときは隣コートの中院-駒澤もデュースの連発で、2コートで果たして何点差がついているんだかという状況であった。
宇都宮がセットポイント→国士舘が追いつく、という展開で28-28まで進んだが、ここで石川が決めて国士舘がセットポイント。29-29から宇都宮は武田が1枚ブロックを決めるも、タッチネットがあったようで国士舘が再びセットポイント、最後は瀬戸口が決めた。
第3セット、国士舘はセッター浜田のままスタート。このセットも宇都宮リード気味。しかし、宇都宮24-21から最後の1点が取れないまま。浜田が武田を綺麗に止めた23点目がおおきかった感がある。結局国士舘が5連続得点でストレート決着。
結果はともかく、手に汗握る熱戦であった。手に汗を握りすぎて、途中からカメラを構えられなかった。上位と下位の対戦ではあるが、この試合が、あとから考えたら2部の大きなポイントだった〜ということになるのかもしれないなと感じた。9/23にもういちど観戦したとき、国体インターバルを経たあと、それぞれに、どんな展開になっていくのかな、と、わくわくする。
試合終了後、宇都宮の控え選手がボールを取り出して、しばらくコート内で練習をしていたのが印象に残った。