/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

今と、いつかの今と

ワールドリーグは、きょうの試合の後半だけ地上波で見ていた。越川はやっぱり役者として何段か上のところにいるなぁ、という感はある。そして、試合に出ない間、その傍らにていろいろ蓄えてきているんだなぁとも思った。
清水の太ももぐるぐるを見て、改めて、既に3月の時点でユニバにという望みが絶たれていたことを実感した。勿論今となっては望むだけ酷だったと実感し得るのであるが。
つまり、今の全日本に、清水の代わりがいないどころか、清水に何かあった際のバックアップを捻出すること自体が困難であるという現実。今日は其処に越川が居たときもあって「およよよ!」と。
最近折に触れて思い起こすのが、サブは誰?|楽しく考える男子バレーの記事についているコメント欄でのやりとり。育ってほしい世代、育ってほしい選手が、順調に育っているとは言い難い状況。押し出して食べる形式の羊羹が、途中でぷしゅーっといっちゃうような、そんな感覚。

ワールドリーグもユニバも進行中だからあまり多くを放言したくはないのだが、やっぱり長期的目標とか方向性とかいうのは…大事なのだろうな、そうぼーっと考えるところはあるのだ。だから、今チャンスを得ているひとたちが、それぞれに、出る機会の有無にかかわらず、今居る場所から最大限いろいろなことを吸収して(今この場では役立てられないかもしれないけれど)いつかの自分のための力にしていくことが出来るのならば(それこそ、コートを離れていたときの越川の如く)。…そうすれば、何年か経った時に、その密度が濃くなっているのかもしれないなぁ。そんな気がしている。

ちゃんと声を出して、電波を飛ばして、その場所で得たこと、感じたことを、ひとつひとつ栄養にしていくのだよ。