/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

関東大学リーグ・秋季男子第6日

そう、ぼちぼち秋の気配なのだ。この気配こそが秋季リーグ。1部は12:30開始〜

1部@日体大

日本体育大学3-2筑波大学

25-16 25-21 24-26 26-28 15-9
N)1米山 3日高 9三田 11高松 17袴谷 24梅野 L19名内
T)1鈴木 5篠村 6冨田 8村松 9安井 13椿山 L2外川
実は本日隣の試合をメインに見ていて、終了後のみ本格観戦。
どうも筑波は(日体も?)ダッシュがつかなかったらしく、はじめの2セットはセットカウントをメモするのにも苦慮するほどの日体ワンサイド。しかし第3セットから筑波が徐々に盛り返し、粘りの末2セット連取、フルセットへもつれこむ。
ファイナルセットは中盤過ぎから、日体がピンチサーバー#16坂本のサービスエース、筑波のミスなどをきっかけに抜け出し、日高の1人時間差なども飛び出し結局日体の一方的な展開となった。
優勝は絶望的になってしまった筑波だが、この得セット2つがあとあと効いてくるといいなぁと。

中央大学3-1法政大学

25-22 25-22 18-25 25-14
C)1福澤 4重村(3S途中のみ:5赤名) 11内藤 16長山 17辰巳 23千々木(2S途中-3S:22明石) L20高橋賢
H)4白岩 8古田 10中島 17尾形 18和内 23田中 L5根岸
2コート進行というのはいろいろあるわけで。本日はこちらをメインで観戦することにする。

…ということで人口密度の高いエリアに腰を下ろしていたら、今季初スタメンの方が*1

ようやくチームがチームになってきたような、「実はこれがシタカッタンデショ」的なエッセンスが随所に見られた中央が、2セットを連取する。

前回記事のコメントで話題になった「関東1部最小アタッカー」法政#18和内(174cm)は本日もスタメンで活躍していたが、実は中央には更にその身長を下回るアタッカー#22明石(173cm)がベンチ入りしている。第2セット終盤に明石が交代出場し、第3セットではお互いに前ローテでこんにちは、と相成った。

第4セットは、中央が重村と千々木を戻し、トスを徹底的に福澤に集め、一方的な展開で走った。この際、「あれ、中央ってこんなに繋いだっけか」的な、レシーブでの見どころが多々あった。

法政のセッターが尾形だったのは、土曜日だったからなのか…(違!

東海大学3-1国士舘大学

25-17 25-22 19-25 25-18
T)1清水 4松田 15深津 22八子 32安永 33塩田 L38大矢
K)2長谷川 8原嶋 12池澤 13平野 15石川 24瀬戸口 L22浅岡

結局、爆発力と総合力というあたりで東海に一日の長があったということなのだろうなぁ…国士舘のバレーは非常に面白いのだが。

順天堂大学3-0早稲田大学

25-19 25-13 25-1323
J)14間瀬 15今村 16土屋 25渡辺 28伊藤 29高橋 L35小川
W)1徳武 2若月 4長内 10浅野 11佐藤 18倉坂 L13高橋元
順大は今季初めてスタメンMBに高橋を起用。リベロを含めて1年生3人という布陣。
実はこの試合、得点経過を含めてほとんど追えていない。

明治大学3-2国際武道大学

19-25 20-25 27-25 25-23 21-19
M)1深町 13佐々木 15廣本 18田辺 19関 28松本(2S途中-:20木村) L23芳賀
B)3小橋口 12外山(5S途中-:27徳川) 13内山 15中村 22橋本 23吉田 L1山本
涙無しでは語れぬ好ゲーム。まさに「死闘」。

春、2部での対戦成績は明治の2勝。武大からすると、自動降格を免れるためにはどうしても越えなければいけない壁。
最初の2セットはその武大が実に良いバレーを展開し連取。しかし、バレーボールは3セットを取らなければ勝てない。
第3セットから徐々に明治が明治ペースへ引き込もうとし始めた。序盤リードを奪うが、その後武大が粘り強く追ってきた。渾身のラリーが続いた。続いたが、結局デュースを制したのは明治だった。
手に汗を握ったどころではない熱戦が続いた。第4セットは、武大が16-13までリードを広げたが、結局食らいついていった明治が「廣本のターン」で連続得点を挙げ追いつき、最後はその廣本がブロックポイント、ファイナルセットへなだれ込む。
ファイナルセット、武大吉田、明治廣本の打ち合いとなる。本来であれば、どちらも攻撃の幅は広げたかったのだろうが、展開の出来ない理由はあった。
3-3時点で武大#12外山がネット際に倒れ込む。脚をつったようである。急遽、交代選手として登場した#27徳川は、しかし堂々としていた。その穴を感じさせられることはなく*2、試合はその後も粛々と進んでいった。
明治8-6でのコートチェンジから、武大が徐々に追い上げて、10点を先に取ったのは武大となった(コートに戻ろうとした外山が、徳永監督に制される場面に何かが零れそうになったが、それはそれ)。しかしその後も膠着状態は続いた。デュースにもつれこんでも更に続く。何よりもラリーが長い。非常に執念強く続く。しかし…
結局この試合は明治が大逆転で勝利となった。武大は「相撲に勝って勝負に負けた」のかもしれない。皮肉なことに、それでも8位に浮上は、して、いるのだが。まさに明日のコクシ戦が入替戦圏内への最終チャンスなのかもしれないし、うむ…

2部@亜細亜

この土日で総当たり終了。いい日程だ。全然見られんが(;´д⊂)

*1:本日はツーもありました

*2:そりゃ細かいことはあるだろうよ、でもね