/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

会心の一撃

昨日の結果、それも、いちばんインパクトがあったであろうあの試合の結果。
じわじわとこみ上げる嬉しさと、その裏で消化できるのかよーわからん微妙な心配事と。

まぁそんなこんなごたまぜなので、別館に書くよりこっちに書いた方がよさげだろうなと思った。ずっと抱いている「謎」*1については、なかなか言語化するのが難しいのだけど、そのあたりも含めて。

筑波大学3-0中央大学

25-15 25-21 25-17
※名前の前にある数字は背番号、カッコ数字は学年
筑波)9安井(3)→13椿山(2)→8村松(3)→1鈴木(4)→5篠村(3)→6冨田(3) L2外川(4) ※サーブスタートではないときは13から
中央)18山本(2)→17辰巳(2)→16長山(2)→23千々木(1)→5赤名(4)→11内藤(3) L20高橋賢(2) ※サーブスタートのとき11から

ありゃ今日も福澤スターターじゃないんすか、である。その真意が

  1. 筑波もなめられたもんだ
  2. まだ本調子にあらず
  3. 若手の調子がいいしまずはそこから

のどれにあたるのか、その合わせ技なのか…は、よくわからない。まぁ、お互いのために1ばんではないことを切に願う。

第1セット、そんな中央に対して筑波はまずサーブで攻める。レセプションに入る千々木や辰巳を*2サーブで攻め、レセプションが微妙になったところで主導権を握った筑波が走る。筑波が詰むとき*3の鈴木一本槍ではなく、各アタッカーに上手くボールが散っていた。気がつくと13-4と筑波大量リード。
中央は千々木のスパイクでようやくサイドアウトを奪い、13-5となった時点で、たまらず山本に代えて福澤投入。福澤は早速スパイクを決め、ここから中央も徐々にクるかな…と思ったところを安井が断ち切る。結局筑波の勢いは止まらず、19-9と10点差がついた時点で中央はセッターとその対角を替える。赤名→重村、辰巳→渋谷*4
筑波が24-12でセットポイントを奪ったのち、内藤サーブの際連続得点で勢いが行きかけるかと思う場面はあった(そこで筑波がタイムをとるほどに)が、なんとか10点差をつけた状態で締めた。

第2セット、交代した3選手がそのまま入った布陣で臨んだ中央。序盤から押し気味となる。リベロ高橋賢のディグが随所で光り、福澤の絶望的高さからのスパイクが切れ込んできたりしてたちまち中央がリード。その後筑波はじわじわと追いついていくが、中盤までは追いつ追われつがっぷり四つ、となった。中央の「畳みかけるサーブ」がやや不発…ミス多し…なのは気にかかりつつも。
14-14から筑波が3連続得点。安井と、なんか最近の流れでは久々にその切れ味を感じた村松と。筑波の攻撃が多彩になってきた。篠村・椿山の両センターにもブロックが出てきたり、速攻がいい具合に織り交ぜられてきたり。そんなこんなで終盤筑波が抜け出せた。ほんと司令塔の冨田が踏ん張ったし、リベロの外川も中央の強烈なサーブに狙われながらも良い繋ぎをみせた。
中央はこの日デビュー(だと思う)のピンチサーバー横村投入もサーブミス、続いて内藤のスパイクミスで22-18となりたまらずタイムアウト。その後何故かツーアタックを打たない重村の渾身のブロックポイント(?)があったりしたが、最後は福澤、内藤と連続ミスが出てしまい、この試合のポイントとなったであろうセットは筑波が連取という形になった。

第3セットは筑波が波に乗った。徐々にリードを奪って11-8、そこで村松が千々木を*5ブロック、続いて渋谷を鈴木がブロックと筑波の連続ポイント、たまらず中央はタイムを取ったが、直後にミス(ローテミスだったか?)があり更に点差が開いた。
このあとは筑波に何らかのミスとか自滅とかが起こらないことをひたすら祈るモードになったが、結局最後の最後まで筑波は崩れずに行けた。終わってみれば25-17。筑波がストレートで中央に勝った。

おそらくこの試合の推移において、福澤はどーなのだろう、活躍したのかしないのか、そういうことを気にかける筋は多いのだと思う。これはホントにふしぎふしぎなのだが、福澤が良かったとか悪かったとか、そういうことじゃないのだ。昨日の筑波だけではなく、去年の全日本インカレで立命館に負けたときも同じような感想を抱いたのだが。当方は、それが何に起因するのか、ということを未だに見いだせずにいるのだが、そのまま大学で見る機会を失してしまうのだろうかとそろそろ気にかかり始めてしまっているのである。
正直福澤は怖かった。こりゃしゃーないわも何本もあった。でも…。これって、何なんだろうなぁ。

*1:ここにも書き殴ってますね、はい。…なんか、待ちに待ちすぎていたのに…ですね

*2:ここはサイド3枚+リベロですなぁ

*3:たとえば前日の法政戦

*4:リンク先は本文とまったく関係ありません

*5:しゅんすけがしゅんすけを、ともいう