「長丁場」と「一発勝負」
「まさかサントリーが」とは思った。
この仕打ちはレギュラーシーズンの成績を軽視している、という見方はそれはそれであるのだろうが、これは昨日や今日決まったレギュレーションではない*1。一発かましたかった他チーム(特に東レ)にしてやられた、そこでの決め手もう一発が足らなかった、と受け止めるほかないのだろう。まぁそりゃ驚いたが。
サントリーは、おそらく現在日本に存在する男子バレーボールチームの中でいちばん地力のある強いチームだと思うのだが、意外なことに、これで2007/2008シーズンに入ってから大きな大会での優勝がない、ということになる。黒鷲旗はNECに敗れ決勝トーナメントに進めず、天皇杯は年明け早々の緒戦でFC東京にフルセットで敗退*2、となると、もしかすると戦力ではなく戦い方の問題なのかもしれないが、よーわからんのでいろいろと頭をこねくり回すにとどめる。
とにかく、当方は今日の結果を見て、「それまでいくら長丁場で積み重ねてきても、そこを押さえなければ、積み重ねてきたモノもぶっ飛んでしまうような一発勝負がある」ということを再認識し、何となくどこかを引き締めたい思いを強くした。