/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

くっ、富士通に先を越されたぁぁ!

…と言っていられたのは第3セットまでだった。

いや、マジな話、今週末の江戸川で、しかも土曜日を乗り切った日曜日で、東京さん絡みでこんなに肝を冷やすとは思わなかったす。2セット終わったところでは「お、これで帰ったら中入り後くらい見られるかなぁ」と思ったのが、試合終わってからじゃ…帰りの地下鉄に乗っている間に終わっちゃいましたぜ横綱対決orz

というわけで久々に各セットを振り返りの輔。

第1セット FC東京25-22富士通

FC)山内→福田→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
FJ)岩井→平澤→神山→勝田→小口→北沢 L藤森
交代 FC)大庭←→高取(PS)加賀←→橋場(PS)FJ)平澤←→小川(PS)北沢←→竹内(PB)、小口→松本(PS)
福田首相じゃなかった主将の左ふくらはぎに縦に貼られたテーピングが気に掛かる。色黒目だからテープが目立つ(オポジットのひとだと色味が逆になるのかなぁ)。
FC東京微量リードで中盤まで。20点前後でリードを広げた。終盤富士通は粘るがなんとか振り切る。序盤から激しいラリーの応酬あり。

第2セット FC東京25-19富士通

FC)山内→橋場→加賀→阿部→伊東→大庭 L中谷
FJ)北沢→岩井→平澤→神山→勝田→小口 L藤森
交代 FC)大庭←→高取(PS)伊東←→益永(PB)FJ)平澤→小川(PS)北沢→竹内(PB)
…つーことで(?)第2セットは福田→橋場でスタート。俗に言う、大事を取ったとか休ませたとかいう類ではないかと想像されるが、その橋場の連続得点でこのセットはスタートした。スパイク、ブロック、サーブなど、橋場はこのセットかなり活躍した(細かい繋ぎにおいても)。
16点前後までは競った展開だったが、2度目のテクニカルタイムアウト後、FC東京が一気に得点を重ね、セットを連取した。

第3セット FC東京20-25富士通

FC)山内→橋場→加賀→阿部→伊東→山本 L中谷
FJ)岩井→平澤→神山→勝田→小口→北沢 L藤森
交代 FC)阿部←→高取、山本←→吉田(PS)FJ)平澤←→小川(PS)
MBを大庭→山本でスタート。以前見たときよりも更にチームにとけ込んだ感のある(つーかむしろ5年くらいいるような雰囲気を醸し出している)神山を、阿部がシャットして始まったこのセット。
かなりオカルトチックだが、前半にひとつあった印象深いプレーで流れが一気に変わっちゃった感あり。それは5-5で迎えたFC東京サーブの時。東京がディグしたボールがあらぬ方向へ。追いかけていく伊東が見送った先は、審判の真ん前、ポール最上端の丸い場所(ワイヤーがとおっているところ)。そこにスコーンとぶつかった。こんなジャストミートは初めて見たぞ。で富士通ポイント5-6、そこから富士通が得点を重ねて5-8で最初のテクニカルタイムアウト
既にそのちょっと前から富士通のアップエリアは輪になって踊ったりしていて、かなり「明るく楽しく」感を醸し出していたのだが、テクニカルタイムアウト後更にそれは加速する。アップエリア全員がコートを脱いだと思いきや、そこから一気に7-12。やむなくFC東京タイムアウトを取ったが、その次のプレーで岩井が阿部をシャットアウト。ここでFC東京オポジット交代。
2回目のテクニカルタイムアウト後、徐々に山内・伊東の連続ブロックなどで追い上げ、18-18に追いつくところまで行ったが、そこまで。最後は神山のブロック(阿部)、スパイクによる連続得点で、富士通が今シーズン初めてFC東京からセットを取ったチームとなった。

第4セット FC東京27-29富士通

FC)山内→橋場→加賀→阿部→伊東→山本 L中谷
FJ)北沢→岩井→平澤→神山→勝田→小口 L藤森
交代 FC)加賀→大庭、橋場→福田、山本←→高取(PS)伊東←→益永(PB) FJ)平澤←→小川(PS)、北沢←→竹内(PB)
まぁ「勝利の先の栄光」を目指す者としては、第3セットを落としたところで止めておかなければいけなかった…はずのFC東京なのだが、このセットは序盤からあらぬ方向へ進んでしまった。2-3から一気に5連続失点(ブロック3、スパイクミス1、スパイクポイント1)で2-8にてテクニカルタイムアウト。この間に加賀→大庭、橋場→福田とメンバーを交代。ぃゃぁしかし勝田ってええキャプテンだ、いやはやまったく*1
これは山内かなり苦心しとるなぁと思いつつ、しかし徐々に点差を詰めていったFC東京、追いついては引き離され…つつもなんとかジュースまで持ち込んだ。しかし最後は岩井が決めきって富士通がフルセットに持ち込んだ。

第5セット FC東京15-13富士通

FC)山内→福田→山本→阿部→伊東→大庭 L中谷
FJ)岩井→平澤→神山→勝田→小口→北沢 L藤森
交代 FC)大庭←→高取(PS) FJ)平澤→金子(PS)
FC東京からしたら「ちょっとひびの入りかけた薄氷」を踏む思いだったと思うでそりゃ。7-10→9-12のときは特に。逆に富士通は「もうその手のひらに入りかけた」勝利だったのだろうと。そういえば開幕戦の警視庁戦もそうだったと(これは2セットを富士通が連取したので、ちょっときょうとは展開が異なるが)。あああこのまま行ったらヴェルディが単独トップかぁ…とか、ちょっとだけアタマをもたげたことは否定しない。もう最後は必死だったとしか言いようがない。疲れた。はうう。
富士通はこれが突破口になればいいんだけどなぁ…という試合ではあった。

まとめじゃないけど

さて、セット取るのは富士通に先を越されたが、それ以外の楽しみは2/16に取っておかれt(ry
あまりにもカラダの中の何かが抜けたので、ちょっと高田馬場で休息がてら甘いものをつまみつつ(その頃にはもう相撲もおわっちゃってたし)、出先からこちら拝見して、ああなるほどと思い至った。

前日に「失セット0で行く」って試合後インタビューで言っちゃったのが、逆にプレッシャーになったのかなあ。

インタビューとブギウギでそれぞれ言っちゃった方が撃沈気味だったなぁ…orz。つーか、そのあたりが調子上がってこないとわしゃ心配でのー。
今日のインタビューで聞いた山内「地方での試合も…」発言、そろそろ東京へすてぼーの先にある、つくば→ジェイテクトを意識し始めてましたか東京さん、と捉えてみましたす。

*1:…と最初に意識したのは一昨年地域のプレーオフTUVに劣勢の時だったということだから、何がきっかけになるのかわからん