/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

「これはすごくてひどい」質疑から

今日はTVで(GAORANHK-BS1ざっぷざっぷしながら)Vプレミアリーグの中継を観ていたのだが、東レ-豊田合成のお互いのサーブがすごかった(ビッダールが途切れたと思ったらニコロフでそのあとトミーだとか…)。チャンネルを回すとサントリー吉田譲のサーブがこれまたえらいこっちゃとばかりに決まっていた。

そんなサーブどかーんの中核を担うのは言うまでもなくジャンプサーブなのだが、http://ameblo.jp/time-out-yama/entry-10026783149.htmlを拝見すると…面白いことをおっしゃる方もいらっしゃるようで、あいた口がふさがらなかった。

12月に行われた
日本バレーボール協会 全国理事会 の議事録 (P5)から

<質問>
男子のジャンプサーブについて、外国の長身選手*1が打つとバックアタックに近い攻撃になり、そのような選手がいるチームのほうが有利になる。
JVAは「バレーボールの醍醐味はラリーにあるという観点から、ジャンプサーブが勝敗の鍵になるのは好ましくない」とFIVBに訴えてみてはどうか。
世界バレーのベスト12のうち9チームが欧州北米チームになっているのは、世界的なバレーの発展にとって好ましくない。

…これはいったい何処から突っ込んだら良いのでしょうか。
さすがに回答のほうはまともだったようで、それについてはほっとし…ようと思ったのだが、バレーの醍醐味としては「繋がる」ことと「切られる」こととどちらが美しいものとされるのだろうか(もちろんそれは好みの問題でもあるのだが)ってのも…いろいろ考える題材としては興味深い。
そういえばこの議事録には個人登録制度についても書かれているが、このとおりに進んでいるとすれば、今頃コールセンターがオープンしていたりするのかな。

ちなみに今日の東レ-豊田合成、サーブレシーブ成功率は東レ51.2%、豊田合成44.2%であった。この数字は(いろいろな意味で)普段見ているチャレンジリーグではなかなかお目にかかれない。サーブの質自体にかなり開きがあるんだろうというのは見て取れる。FC東京だのTUVだののB帳票に目が慣れていたので、久々にえらい新鮮なものを見た気がした。

*1:議事録原文には具体的な身長についても言及されているが、ソレ書いちゃったら特定しちゃうがな