/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

大相撲夏場所13日目観戦

序ノ口の頭から弓取り式*1まで。
実は13日目ってねらい目だったのかもしれない。始まる時間が遅い(10:30前後からスタート)だし、下位の優勝争いにある程度目処が立つのもこの日だし、土日ほど混んではいないし。
当日窓口で椅子Bを「正面」指定して買った。初場所観戦のときはかなり西寄りの正面だったが、今回はほぼ正面であった。

最近絶滅が噂されていた「吊り出し」を幕で2番も見ることができた。普天王のは「あ、吊ってる…お、吊り出しだ」くらいの微妙(?)なものだったが、把瑠都のアレはナンデスカ。普段里山くんあたりと稽古するから細かいところへの対処(それ以前にぶっとばしそうだが)もできていそうだし。

いろいろと書きたいポイントはあるのだが、個人的には初めて見る行司さん6連発(以前見に行ったときは1番手が式守一輝だったが、一輝氏は昨日はすでに序二段を裁いていて、「一輝終了と同時にちゃんこへGo」というような時間帯になっていた)。行司さんより、同じ時間帯に出ていた呼出しさんがみょうに初々しかったのはなぜだろう。行司さんも呼出しさんも、経験を積んで、土俵にリズムを刻む存在になっていくのだろうが。頭から後ろまで見ていると、だんだんその変化がわかっていくようで。
そういえば、頭から3番目(行司は木村悟志)の取組が「毛利-森」だった。呼出しは「ひがぃし〜もーーーり、にぃし〜もーり」と呼び上げた。「あれ?」と思った。字面を見ているだけでは気がつかなかったが、これ、呼び分けがかなり難しいなぁ。行司さんはどうするのだろうかと思ったら、
「もーりに、もーり」と、毛利のほうに小さく、しかしはっきりと「う」という音節をさりげなく入れていた(それでも紛らわしいのだが)。ちなみに勝ったのは「毛利」のほうだった。けっこう好成績同士の対戦だったらしい。

序ノ口はこの二人をはじめとする「就職場所」である先場所に出世披露を受けた人たちが主で、髷がないどころか髪自体が短めの力士がほとんどだった。立ち会いすぐ逃げ出すように出てしまう力士がいて、その力士がそのまま土俵を去ろうとしてしまって審判に「礼をしなさい」と注意されている姿などは印象に残ってしまった。
まだまだ始まりの一歩なんだろうなぁそのあたりは…とか思う。

短髪といえば、幕下付け出しデビューの下田が、いきなり7連勝で幕下優勝を決めた。相撲がものすごく速かった。しこ名がつくのか、それとも「下田関」になるのか…

思い出したらまた書くかも。

*1:皇牙「関」の弓取りは初めて見る。弓取り終わるまで席を立たない観客多し