/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

サンガイアと合宿2018 1日目

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つくばユナイテッドサンガイアが留萌にやってきた。

わたくしも留萌に行っている。

サンガイアが留萌で合宿をしている。

なんとなく、わたくしも合宿したくなったので、ここでエントリ合宿をおこなってみることにする(謎

なお、わたくしの合宿は、サンガイアよりも1日早く終わる。

 

留萌に行く交通手段と所要時間には、ある種限界がある。どうやって行こうかと考え、今回は中央バスの「高速るもい号」に乗ることにした。深川(昨季のプレミアが開催されたところである)で一度高速道路を降り、深川の市街地を経て再び高速に乗るというバスであるため、留萌まではそこそこの所要時間がかかる。よく寝た。着いたら12時ちょっと前ということで、初めて留萌に来たときに入って以来の「蛇の目」さんでちらし寿司をいただいてから、留萌市スポーツセンターへ向かう。

サンガイアはまだ到着していないという。30分ほど、先に到着している学生選抜の練習を見ながら、サンガイアの到着を待った。

留萌でのサンガイア合宿は5回目で、わたしが留萌に赴くのも5回目なのだが、サンガイアよりも先に現地に入ったのは初めてだった。サンガイアが到着する折には、留萌市の方々がスポーツセンター(公民館と文化センター、武道場も同敷地内にある)の前に並んで出迎えるというので、ちょっと体育館を出て、その様子を片隅で拝見した。留萌市の方々が「ようこそ留萌市へ」の横断幕を広げていたところに、市が用意したバスでサンガイア一行が到着した。その場で挨拶がかわされた。雨が降っていなくてよかった。

もろもろの準備を経て、当初の予定から若干遅れ、14時半頃から両チームがウォーミングアップを始めた。学生選抜は5学連に向かう方のメンバーだが、東海札幌の4名が学校行事との兼ね合いがあったようで参加できず、若干少なめの布陣。メンバーを細かく入れ替えながらサンガイアに対峙した。一方のサンガイアは、選手に関しては池田主将が国体予選との兼ね合いでこの合宿に出ていない以外は揃っている。こちらもセットごとにメンバーを入れ替えつつ、計5セットのゲームをおこない、サンガイアが5セットとも取った。

  1. サンガイア25-22学生選抜
  2. サンガイア28-26学生選抜
  3. サンガイア25-21学生選抜
  4. サンガイア26-24学生選抜
  5. サンガイア25-22学生選抜

学生選抜はこれで札幌に戻り、今後国体に出る高校生と練習試合をするなどしてから愛知へ向かうということである。5学連、非常に楽しみである(もちろん見に行けるわけがない)。

サンガイアは一息ついてから、地元留萌のバレーボール愛好家(という触れ込みだったが、かなり熟練の方々だった。何人かの方は、どこかのクラブの大会で見ているんじゃないだろうかと勝手に思っている)との交流試合。サンガイアはポジションをシャッフルして臨み、あるいは何人か地元チームに混ざり、とてもたのしく濃密な交流をおこなっていた。最初の2セットを僅差で地元チームが取り、サンガイア側が土下座を超えた必死な訴えで15点マッチを急遽追加したが、結局そのセットも地元チームが取ったという…。ほんとうにバレーボールへの愛が溢れてきて、その上澄みを、たっぷりたっぷり吸わせていただいた、素敵な時間だったが、終わったらすでに21時近かった。すごい。

2日目である25日は、午前中バレーボール教室、午後からは旭川からやってくるヴォレアス北海道を迎えて練習ゲームをおこなう予定。

 

転がっていた

お盆休みと呼ばれるモノが若干存在した。しょくばみんなおやすみとなる8月15日を挟んで、前半2日を休む組(過半数)と後半2日を休む組に分かれ、わたしは後半休む組だった。ことしは前半だろうと後半だろうと天気はあまり良くなかったなあと。

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ちょうどお盆期間に、札幌市内で「七大戦」がおこなわれていたので、会場の美香保体育館へ見に行った。七大戦(ななだいせん)はかつて七帝戦(しちていせん)と呼ばれていた(あれ今も呼ぶかね)、旧七帝大(北大、東北大、東大、名大、京大、阪大、九大)による体育大会である。開催地は各校持ち回りでことしは北大の番。7年ぶり開催ということであるから、わたしが札幌に来てちょうど初めての北海道開催ということになったのである。

以前北大に東北大との定期戦を見に行って、その時の雰囲気を憶えているのだが、そこにさらにみんな集まってエスカレートしたというのが今回見た第一印象。さすが年に1度のおおきな大会だと唸った。初めて見たチームも多く(今回優勝した東北大は、実は見られなかった)、それぞれのチームに魅力があって、また見たいと思うところも少なくない。それにつけても髪の色とコスプレがすごかった。コスプレをする方々は、自分が在学している大学以外の応援にも積極的に出向いていたので、そもそもどの大学の人かわからない…というケースもあった。いっぱい笑ったし心も叫んだが、なあ、あ、おまえじゃの、雨じゃよ、雨……

そしてさきの週末にはヴォレアスのV-THEATERを取材。はじめて泊まったドーミーインが快適だった。いつから遣うか未定だが、ネックストラップを買ったので、そのうちシゴトバでの名札にぶら下げることになろう。初日に新入団発表のトピックスをアップし、その続きはもーちょっとしたら、である。

#それにしても、ヴォレアスに入って欲しいなあと思っていたセッター像そのままだったなあ、いろいろ順調にいったらいいなあ、と、辰巳見ておもったのだった。

vbm.link

そしていよいよ。

休み明け、あらしのようにはたらいて、もぞもぞと留萌に向かうのである。きょうからはサンガイア5度目の留萌合宿。来年あたりはクルマで行きたいモノだと2年ぶりに思えるようになった(し、そのつもりだ)が、きょうは公共交通機関さんのお世話になろうと思っている。

とびきりのバレー愛を運んで来る皆々様のご無事のご到着と活躍を願っております(って、台風お前は呼んでない2018)。

あ、ぼちぼちシゴトバにおけるパワープレイも解消される見込みではある。

 

晴耕雨読ではなく

最近すっかりシゴトバでパワープレイが板に付いてしまった。6人制のコートを4人で廻しているような状況が続いている。容赦なく飛んでくるアタックをディグしたりブロックしたり(するんかい)していたら困憊の週末を迎えてしまっている。そんなことが続いている。そのままそれでよしとなったら困ってしまうなあと思っている(が、そうでもなさそうなので、しばし様子見)。

てなわけで、週末の営みは、ゆっくり休むところから始まっている。折を見て、クルマを動かしたり、色鉛筆や水筆を繰り出したりしている(まだまだ、試行錯誤の真っ只中)。最近は、昼寝しながら甲子園の記念大会を見たりしている。きょうの第3試合も最初ぼんやり見ていて、夕方出かける時間帯に合わせて支度をしようとしたら…出るに出られないような展開の試合になった。星稜-済美

今週は休める日があるらしいので、ほぼ1ヶ月ぶりにバレーボールを見に出かけることになる予定。そしていよいよ留萌行きまで2週間を切っていた。

2018年もサンガイアは留萌へ

20150807|Rumoi

公式のスケジュールでは早めに出していただいていた、サンガイアの留萌合宿の件、いよいよ留萌市のサイトでも告知されたので、だんだんカウントダウン感に溢れてきたのである。18日後、8月24日に、サンガイアは留萌にやってくるのである。

www.e-rumoi.jp

サンガイアが留萌に来るのは、2014年、初めて留萌での合宿をおこなって以来、今回が5回目。おかげさまで地の利もあって、わたしの留萌行きも今夏が5回目、になりそうである。

サンガイアにとって、今までの留萌合宿とおおきく異なるのは、時期がかなり遅いこと。そして、今回の合宿は「国体茨城チーム」の強化とは別軸でおこなわれるということ。何しろ、同じ日程で国体関東予選がおこなわれるというのである。大人の事情がいろいろ横たわっているだろうということは想像の範囲内として、それはそれとして、「サンガイア」の(という名の国体強化を目的とした)合宿ではなく、あくまでも、次シーズンに向けてのサンガイア、というところと素直に向き合っての合宿になるんだろうなというところ、じわりと響くわけではある。

そして、そのあたりの事情は、サンガイアを迎え撃つ(?)道内各チームにとっても、またそれぞれの響きを伴うのだろうなと邪推している。

公開されているスケジュールは下記の通り。場所はいずれも留萌市スポーツセンター。見学は無料で可能だが、上履き要。

  • 8/24(金)13時頃到着、14時~ 北海道学生選抜と練習ゲーム
    夜は地元バレーボーラーとの交流試合(って非常にキニナル)
  • 8/25(土)AM:バレーボール教室、PM:ヴォレアス北海道と練習ゲーム
  • 8/26(日)サフィルヴァ北海道、ヴォレアス北海道と練習ゲーム
  • 8/27(月)練習→つくばっく

ことしはスケジュールを拝見するに、5回目にして初めてバレーボール教室を見られるのかなとわくわくしている。

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トゥン。

関東の酷暑が少々和らいだとも、招かれざる台風さんの来襲でなにがなんだかとも、遠くから音に聞く。

あの酷暑の中で、コートを見ていたときのことを、不意に思い出す。見ていたときに、実は、カメラを構える手を止めて、目と耳だけをはたらかせていた時間があったんだったなあと思い起こした。

その手から指からボールが放たれて、「とぅん」と音を立てて、目的を果たされに行く。そういうボールを、いくつか、目で追った。

いつしか、そのあとの、もっと大きく力強い音よりも、その前のボールに託された意志を、意識するようになっていたなあと。

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