/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ようこそとかおかえりとか

ひと月くらい前の土曜日に、きたえーるにFリーグを見に行った。今季初めてだった。今季からはじまった、リーグに所属する12チームのうち半分の6チームが一同に会するスタイルでの試合である。Fリーグにはホームアンドアウェーで開催される試合もあるが、このときの開催は、割と、Vリーグであるスタイルに似ていた、ということではある。
6チームいて3試合ずつの開催が2日間。ホームチームエスポラーダ北海道は各々第3試合。せっかくなので第1試合から(まあ開催は昼からなのだが)見ていた。第2試合の開始前だったっけか、MCさんが、対戦するチームそれぞれのサポーターに「おかえりなさい」と呼びかけていたことに、おそろしく衝撃を受けたのであった。

札幌に越して6年。こちらで見る試合は別にして、「誰かが来る」と「どこかへ行く」では後者が圧倒的に多かった。近くにチームが出来るということは、数少ない「来る」である。「行く」のをたのしみにしているひとを待つたのしみも、ひとしおである。ホームゲームがあるというのはそういうことなのだなあと感じている。だからこそ、「おかえり」とまではいわない(来季からはあるのかもしれない)が、初めて迎える「ホームゲーム」が、「ようこそ」の溢れる空間に、そう迎えられる空間になればいいのだと思うのだ。

現状残念な思いがその界隈に見え隠れするのだが、こちらのことばの至らなさゆえに、残念という思いがなかなか伝わらなさそうなのがまた残念で、と謎のリフレインをしつつ、いちどエントリを締めることとする。むずかしいことを昼間は考えたが、ことばに起こすのはちょっと保留しておくとする。