/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

憧れの五学連、から脱線するがままに、つらつらと書く

北の果てに住むわたくしにとって、夏に西日本な学生の精鋭が集う、西日本五学連選抜対抗戦(以下、五学連)は、永遠に憧れの大会なのだろうなと思っている。ことしは久々に土日に絡む日程(8/28-30、AGUスポーツセンター)だが、さすがにこのタイミングでは難しい。
かつて…それこそ10年くらい前までには、この大会に北海道選抜も参戦していたことがあった。ことし国体に出るチーム(北海道学連選抜)あたりで、どのくらい行けるのか、見てみたい…なぁ。とは思った。いつかそういう機会がまたあれば、という思いはある。

そういえば、さきの週末、九州で見ていたブロック国体に絡めて、かつての五学連の話が出てきて驚いた。見たかったセッターをようやく見ることが出来た。よく拝読しているブログなどで見ていて気に掛かっていた選手。
20150823|Fukuoka-Okinawa
沖縄キャプテンのセッター池間。9人制の強豪・中部徳洲会に所属しているので、昨冬札幌にも来ていたが、現在中徳ではサブなので、試合で見ることはなかった。沖縄の試合を見る時間はいろいろあってそんなに長くはなかったが、確かに見ていて目を惹かれた。
ようやく見られた〜と喜んでいたら、思いがけず記憶のポインタをいただいた。

確かレポも拝読したことがあったなぁ、と、今日になって紐解いていたら、確かに。→西日本五学連選抜対抗戦最終日レポ - ルリハリ
この九州選抜のセッターがふたり、キャプテンマークをつけて同じ場所(コートは違ったし、結局直接対決するには至らなかったが)にいたんだなぁとか。なんだか不思議な縁を感じつつ、レポートの随所に見られるあの名前やその名前にほろっとしつつ(松崎って今ジェイテクトのだよねぇとか、中国の中川がーとか、其処に坂梨とか、んまいよなぁ新原とか

20150823|Oita-Fukuoka
そのときはほぼサブであった(と拝読した)もうひとりのセッター木場田は、その後地元からブレイザーズへ、そして新天地を求めてヴァイセアドラーへ、という道程を辿った。
そして、その、五学連で九州選抜が優勝した頃に、地元九州のこのチームに移籍していたセッターがいたんだなと。そのとき、弱冠21歳。つまり当時の4年と同世代で。

最近になって、いろいろあって、ドッキングした。糸というのは絡まるのか、もつれるのか、繋がるのか。なんというか、不思議な気持ちになりながら、この前、見ていたのだ。

もちろん、何かを語れる立ち位置でも立場でもないのだが、なんだか不思議だな、と、妙な目頭の暖め方をしながら、その光景を追っていたのだ。

そういえば、九州で国体を見ていて驚いたのが、各チームの学生比率の高さである(大分を除く)。ブロックに向けて各県かっちり選抜を組む所為もあるのだろうが(県予選ってどういう状況なのだろうか)、九州所属および九州を出て関東なりトウカイなり関西なりの大学で活躍している(もしくは、今後の活躍が期待される)学生を集めてきている。どちらかと言えばオトナは9人制、な土地柄なのだろうか、地元のクラブチームで活躍している選手、というのもあまり見えてこなかったりするし。なんというか(それも微妙に深くておもしろいテーマなのだろうが)、その土地土地ならではのチームのつくりかたなのかなというのはあったりして。

国体翌年の長崎にその名残はもちろんあるが、最近拝読したこちらの記事などとも絡みそうなテーマで。国体に向けてのベースチームという位置づけもあろうし、その場所で盛んなのが6人制なのか9人制なのか、というあたりもあろうし、クラブカップには現役Vリーガーと抹消1年以内の選手は出られないという制約もあるし…まだまだ掘れば掘るほど深くなりそうな話ではありそう。

かくいう当地には、核になりそうで、ドッキングしたら凄そうなクラブがいくつかある。結局それぞれが相まみえて先につぶし合いをしちゃう感じになっちゃうのが、当地のブロック国体の仕組み(いきなり一発勝負)に起因することなのかどうかはわからない。ひょっとすると、国体の仕組み(詳細を全部識っているわけではないが)の範疇で、当地がいま出来る最善の作戦というか人選というか融合というか…が、実は、地元の学生で固めたそのチームに迎えたコーチなのかもしれないなぁと思ったりするのである。学生カテゴリでは監督として、そしてオープンな場では北海道クラブの高い壁として、百戦錬磨のそのひとを迎えているというのは。
20150808|Ibaraki(TUSG&More)-HokkaidoUnivStudents

なんだか、急に、五学連に相まみえる北海道選抜を見たくなったが、そう思ったのは気のせいということにして、天皇杯北海道ブロックラウンドを愉しみにすることにする。みんないる(はい。上手い具合に環になりました。強引に)。