2014秋季・北海道1部3日目

北大3連戦なのに、試合が終わったらコートを撤収していたのは何故かというと、明日だけ遣う体育館が違うからだそうである。きょうと明後日が第1体育館（ふだん見ることが多いほう）、明日は第2体育館。玄関は同じ。

本日3試合、やっぱり男子の方が早く終わった。キャンパスの紅葉を眺めながらゆっくり歩いて帰った。

札幌大学 3-0 北海学園大学

25-19 27-25 25-23
札大)5小野寺S 6大江 12佐藤健 4松田 16前田（2S途中-:14小松） 10トイード L21早坂
学園)11大野 3土持S 7武田 6村上（2S途中-:9中堀） 4菅崎 1和田 L5塩越
試合開始直前に到着。12時開始とあったが、少々早めにスタートしたように思われた。
第1セットは序盤のリードを保った札大が先取。第2セットにおおきなヤマ場があった。中盤からじわじわとリードした学園が、終盤リリーフサーバーで入った中堀のところでブレイクを重ね、24-20と先にセットポイントに至る。しかし、最初のセットポイントでは決めきれずにサイドが変わり、更にブロックが出て札大が2点詰めた。札大はブレイク中、リリーフサーバー#1池田を投入、そこから学園にミスが続き、札大は一気に形勢をひっくり返した。デュースの末最後は大江が鮮やかに決めた。学園にとっては悔やまれるセットであった。
第3セットも最後まで競り合ったが、デュース目前で攻めた菅崎のサーブがアウトとなり、札大がストレートで勝利した。
札大は3連勝。学園は上位2チームとの対戦を終え、残り2試合に上位進出（と全カレ出場）を賭ける。

北翔大学 3-0 北海道教育大学釧路校

25-7 25-20 25-13
釧教)17佐藤 12奥平 14竹中 7工藤 8中元S 5野口 L19大村
北翔)12池田S 6厚海 1坂口 3山田 14渡辺 11川原田 L13奥口
釧教は前週に出ていた#10奥村主将がアップの際にボール出しをしていて、おや？と思っていたら試合開始と同時に監督のようになってしまった。第1セットはかなり一方的な展開になってしまった。
第2セットも20点入っているが、北翔のミスによるものも少なくなかった。なんというか、いろいろな意味でつらい試合だったのだが、試合が進むごとに釧教の選手たちの表情が澄んできて、得点に喜ぶ姿が段々鮮やかになっていったのが救いであった。

東海大学札幌校舎 3-0 北海道大学

25-14 25-23 25-21
北大)9伊波 11松浦 2河野S 10宇野 8伊藤 1阪本 L5森川
東海)8山本S 16星 21稲毛 1一刀 2森本 15阿部 L14藤村
第2セットの途中から、なんとなく第1試合の第2セットを彷彿とさせる展開になっていった。北大がリードしての展開が続いた。
どちらのチームもサーブを厳しく攻めていたが、圧巻だったのが、北大22-19からの東海札幌リリーフサーバー、#5藤森の放ったひとつのサーブ。これを北大が見送ったら、ぎりぎりインとなる、際どいサーブポイント。

北大はたまらずタイムアウトを取ったが、そこから大きくセットの流れが変わった感がした。東海札幌がブレイクを重ねて一気にセットを取ったが、その瞬発力たるや、さすがの上位を争うチームの底力なのだなと思った。